Nicotto Town



バレンタイン・デーについて⑫

3.1.1 製菓会社のキャンペーンがきっかけ

日本のバレンタインデーの 歴史を語る上で欠かせないのが、製菓会社による巧みなキャンペーンです。その先駆けの一つとして知られているのが、1958年のこと。チョコレートメーカーのメリーチョコレートカムパニーが、都内の百貨店でバレンタインセールを行いました。当初はなかなか注目されませんでしたが、翌年から「女性から男性へ、一年に一度、愛の告白を」というメッセージを打ち出したことで、少しずつ人々の心をつかんでいったと言われています。(出典:メリーチョコレートカムパニー公式サイト)

また、森永製菓なども新聞広告などを通じてバレンタインデーに チョコレートを贈る文化を後押しし、1970年代には、「好きな人にチョコレートを贈る日」として、若い女性を中心にバレンタインデーがすっかり定着しました。このように、企業の働きかけがきっかけとなり、日本独自のバレンタイン文化が花開いていったのですね。

3.2 多様化する近年のバレンタインギフト

かつては「愛の告白」という一大イベントだったバレンタインデーも、時代とともにその姿を少しずつ変えてきました。今では、恋愛だけでなく、感謝や友情、そして自分へのいたわりなど、さまざまな想いを伝える日として、より自由に楽しまれるようになっています。ここでは、現代のバレンタインデーを彩る、いろいろなチョコレートの種類をご紹介します。

種類→ 贈る相手→ 込める気持ち・目的

・本命チョコ→ 恋人、配偶者、好きな人→心からの愛情を伝えるための特別な贈り物。手作りに挑戦したり、高級なブランドを選んだりすることも。

・義理チョコ→ 職場の同僚・上司、お世話になっている方→日頃の感謝の気持ちを伝えるためのチョコレート。相手に気を遣わせない、気軽なものが選ばれることが多いです。

・友チョコ→ 友人→「いつもありがとう」という友情の証として交換します。見た目も可愛らしい、おそろいのチョコレートを選ぶのも楽しい時間です。

・ご褒美チョコ→ 自分自身→ 毎日がんばっている自分へのプレゼント。普段はなかなか手が出ない特別な一粒を、ゆっくりと味わうのは、何よりの贅沢かもしれません。

・ファミチョコ→ 家族(夫、子ども、両親など)→一番身近な大切な人へ、愛情や感謝を伝えるためのチョコレート。家族みんなで一緒に味わうのも素敵ですね。

3.2.1 本命チョコ 好きな人へ

大切なパートナーや、心に秘めた想いを寄せる方へ贈る「本命チョコ」。一年で一番、心がときめく贈り物かもしれません。相手の好みを考えながらじっくり選んだり、心を込めて手作りしたり。その時間そのものが、かけがえのない思い出になります。

3.2.2 義理チョコ 感謝を伝える

職場の同僚や上司など、日頃お世話になっている方へ「いつもありがとうございます」という気持ちを伝えるのが「義理チョコ」です。最近では「感謝チョコ」とも呼ばれ、性別を問わず贈られることも増えてきました。相手に負担を感じさせない、さりげない心遣いが喜ばれます。

3.2.3 友チョコ 友達との交換

仲の良いお友達と贈り合う「友チョコ」。可愛らしくラッピングされた チョコレートを交換し合ったり、一緒に手作りを楽しんだりするのは、学生時代を思い出すような楽しいひとときです。友情を確かめ合う、温かいコミュニケーションの一つですね。

3.2.4 ご褒美 チョコ 自分へのプレゼント

近年、特に楽しむ方が増えているのが、自分自身への「ご褒美チョコ」です。家事や仕事、日々の暮らしをがんばる自分をいたわるために、少し贅沢なチョコレートを選んでみませんか。美しいショコラを眺め、豊かな香りと味わいに満たされる時間は、心に潤いを与えてくれるはずです。

3.2.5 ファミチョコ 家族へ

夫や子ども、両親など、大切な家族へ贈る「ファミチョコ」。照れくさくて普段はなかなか言えない「ありがとう」の気持ちを、チョコレートに託して伝えてみるのも素敵です。家族団らんの時間に、みんなで美味しいチョコレートを囲むのも良いですね。

4. 世界ではどう祝う?各国のバレンタインデー

日本のバレンタインデーは、女性から男性へチョコレートを贈るという少し特別な文化が根付いていますね。では、世界の国々ではこの日をどのように過ごしているのでしょうか。国によってさまざまなお祝いの形があるようです。一緒に見ていきましょう。

4.1 アメリカ 男性から女性へ愛を伝える日

アメリカのバレンタインデーは、男性から女性へ、愛や感謝を伝えるのが一般的です。恋人や夫婦はもちろんのこと、家族や友人、お世話になっている先生など、大切な人へ「Happy Valentine’s Day!」の言葉とともにカードやプレゼントを贈ります。

贈り物として人気なのは、真っ赤なバラの花束やチョコレート、ジュエリーなど。特にグリーティングカードを交換する文化が根強く、カードに心のこもったメッセージを書いて伝え合います。恋人同士は、少し特別なレストランでディナーを楽しむなど、ロマンチックな一日を過ごすことが多いようです。

4.2 フランス 恋人たちがロマンチックに過ごす日

「愛の国」フランスでは、バレンタインデーは「Fête des amoureux(恋人たちのお祭り)」と呼ばれ、恋人たちが主役の日とされています。この日は、男性から女性へ愛を伝えるのがならわしです。

プレゼントの定番は、 チョコレートよりも真っ赤なバラの花束。そのほか、香水やアクセサリー、おしゃれなランジェリーなどを贈る方もいるのだとか。二人きりでロマンチックなディナーを楽しんだり、小旅行に出かけたりと、愛を深めるための特別な時間を過ごします。

4.3 イタリア 恋人たちのための祝日

イタリアでもバレンタインデーは「La Festa Degli Innamorati(恋人たちの日)」と呼ばれ、フランスと同じように恋人同士で過ごすのが一般的です。男性が愛する女性へプレゼントを贈り、情熱的に愛を伝えます。

プレゼントには、やはり真っ赤なバラが欠かせません。また、ヘーゼルナッツ入りのチョコレート「Baci(バーチ)」も定番の贈り物として親しまれています。「Baci」はイタリア語で「キス」を意味し、包み紙には愛の言葉が書かれている、とてもロマンチックなチョコレートです。

4.4 韓国 バレンタインデーのあとも記念日が続く

お隣の国、韓国のバレンタインデーは日本とよく似ていて、女性が好きな男性へチョコレートを贈る日として定着しています。ただ、日本よりも豪華なプレゼントを添えることが多いようです。

韓国のバレンタインで特徴的なのは、バレンタインデーの後にも記念日が続くことです。3月14日の「ホワイトデー」に男性から女性へお返しをするのは日本と同じですが、さらに4月14日には、恋人がいない人たちが集う「ブラックデー」というユニークな記念日があります。

記念日→ 日付→  主な内容

バレンタインデー→ 2月14日→ 女性から男性へチョコレートなどを贈る
ホワイトデー→ 3月14日→ 男性から女性へお返しのプレゼントを贈る
ブラックデー→ 4月14日→ 恋人がいない人が黒い服を着てジャージャー麺を食べる











#日記広場:日記




Copyright © 2026 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.