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ペッパーズ・ゴースト

伊坂幸太郎さんの小説。


ペッパーズ・ゴーストとは。
劇場などで使用さ れる錯視トリック」って検索したら出てきたけど、
いまいちぴんとこない。。

ちょっと不思議な能力をもつ・中学校の国語教師檀は、
猫を愛する妙なコンビが活躍する小説を渡されて読んでいる。
…この小説は作中話として現実と交互に登場する。

ある日、学校に携帯を持ってきてはいけないルールを破った生徒を呼び出すが、
「なぜ呼び出されたのかわかるか?」とありがちな展開になるところを、
スポーツの審判が「なぜアウトになったかわかりますか?」と訊いたり、
パソコンが「なぜエラーとなったかわかりますか?」と表示したら、
誰もが腹を立てるから、そんなことはしない・・・って描写が妙にウケた。

つい最近、自宅のパソコンが「インターネット未接続です」と表示が出て、
もしこれが「なぜ未接続なのかわかりますか?」とか問うて来たら、
カチーンと来るだろうなと。

作中話のコンビ、ロシアンブルーとアメショーと名乗るコンビの会話が軽妙で面白くて、
伊坂さんだなあって感じ。
「ハラショー、アメショー、松尾芭蕉」笑っちゃう。

小説の内容としては、女生徒の書いた小説が現実と意外なカタチで
リンクしてドキドキするんだけど、結末はちょっともやっとする、、

檀先生の不思議な能力。飛沫感染で相手の未来をちょっとわかるもの。
どうでもいい未来ならいいけれど、
相手が事故に巻き込まれてケガだったりすると、責任を感じてしまう。
未来を変更することで、ペナルティはなさそうだけど、
そんな力はない方がいいかもしれない。

#日記広場:小説/詩




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