無題_
- カテゴリ:日記
- 2026/04/06 21:50:14
灰色の氷割り
ウイスキーのグラスに放り込んだのは
昨日まで信じていた、たった一つの正解。
カランと鳴った音は、誰の救いにもならない。
溶け出したのは、無意味という名の透明な毒だ。
飲み干せば、喉が焼ける。
それでも俺たちは、乾きを癒やす方法を他に知らない
昨日まで信じていた、たった一つの正解。
カランと鳴った音は、誰の救いにもならない。
溶け出したのは、無意味という名の透明な毒だ。
飲み干せば、喉が焼ける。
それでも俺たちは、乾きを癒やす方法を他に知らない
さよならの射程距離
銃声は聞こえなかった。
撃ち抜かれたのは、俺の背後にある過去の方だ。
街の明かりは、誰かがこぼした安っぽい希望の飛沫。
靴底に張り付いた孤独を引きずって
俺は、出口のない迷路を正しく歩く。
答えなどない。あるのは、風が止むまでの時間だけだ。
撃ち抜かれたのは、俺の背後にある過去の方だ。
街の明かりは、誰かがこぼした安っぽい希望の飛沫。
靴底に張り付いた孤独を引きずって
俺は、出口のない迷路を正しく歩く。
答えなどない。あるのは、風が止むまでの時間だけだ。
虚無のトレンチコート
襟を立てるのは、寒さのせいじゃない。
世界からこぼれ落ちる視線が、痛すぎるからだ。
哲学者は「存在」を語り、俺は「不在」を数える。
吸い殻が灰皿で果てる瞬間
宇宙の端っこで、小さな意味が死んだ。
俺はマッチを擦り、また一つ、暗闇を飼い慣らす。
世界からこぼれ落ちる視線が、痛すぎるからだ。
哲学者は「存在」を語り、俺は「不在」を数える。
吸い殻が灰皿で果てる瞬間
宇宙の端っこで、小さな意味が死んだ。
俺はマッチを擦り、また一つ、暗闇を飼い慣らす。

























