悲詩2
- カテゴリ:人生
- 2026/04/10 13:10:15
背中で語るには、この街は少し騒がしくなりすぎた。
磨り減った靴底と、使い古したライターの火。
誰のためでもない、己の矜持(プライド)だけを杖にして
闇の深淵を独りで行く。
磨り減った靴底と、使い古したライターの火。
誰のためでもない、己の矜持(プライド)だけを杖にして
闇の深淵を独りで行く。
情けは無用、だが義理は欠かさない。
傷跡は勲章ではなく、ただの過去の証明。
女の涙には背を向け、
止まない雨の中、バーボンの苦みを噛みしめる。
傷跡は勲章ではなく、ただの過去の証明。
女の涙には背を向け、
止まない雨の中、バーボンの苦みを噛みしめる。
正義などという青臭い言葉は、
とっくに裏路地のゴミ溜めに捨ててきた。
残ったのは、折れない芯と
明日をもしれぬ、乾いた命の音だけ。
とっくに裏路地のゴミ溜めに捨ててきた。
残ったのは、折れない芯と
明日をもしれぬ、乾いた命の音だけ。
「あばよ」さえ言わず、影に消える。
それが、男が男として生きた、最後の景色。
それが、男が男として生きた、最後の景色。

























