Nicotto Town ニコッとタウン

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硝煙の境界線

奴は「親切」という名の錆びたナイフを突きつけてくる。
「君のためだ」という言葉の裏で、
自らの飢えた自尊心を満たそうと、舌なめずりをして。
私はグラスを揺らし、氷の音を聞く。
カラン。
その音は、私の心に引かれた境界線の鳴る音だ。
「痛み入ります。ですが、ここからは私の仕事です」
丁寧な言葉は、ときに最高の防弾チョッキになる。
奴の汚れた弾丸は、私の服をかすめることさえできない。
怒りに火をつけるな。
ただ、冷徹なまでの礼儀で、奴を「圏外」へ放り出せ。
孤独を恐れる奴は、その静寂に耐えられないだろう。
私はただ、自分の信じる夜を歩くだけだ。

#日記広場:人生




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