Nicotto Town ニコッとタウン

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似非人へ2


お前の口からこぼれ落ちるのは
精巧に磨かれた硝子の弾丸だ
自分を傷つけないための 薄っぺらな防弾チョッキ
「だって」「仕方がなかった」
その一言を飲み込むたびに
お前の背骨は少しずつ 綿菓子のように溶けていく
男は 言い訳を氷と一緒に噛み砕く
理由なんてものは 死んだ後に墓石にでも刻めばいい
生きてる間は 泥をすすっても 自分の足で立つだけだ
雨が降れば濡れればいい
風が吹けば震えればいい
お前が守っているその「正論」は
ただの震える仔犬の 遠吠えに過ぎない
鏡を見てみろ
そこに映っているのは 悲劇の主人公か
それとも ただの舞台袖で震える 臆病な迷子か
煙草の煙と一緒に その甘い理屈を吐き出せ
夜はまだ長い
だが 夜明けまでにお前を救えるのは
お前が捨てた その「覚悟」という名の 錆びた鍵だけだ

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