バカの詩
- カテゴリ:日記
- 2026/05/09 22:48:53
バカでいい、と思った朝
霧の中を歩いていた
賢い人は地図を持ち
わたしは空を見ていた
難しい言葉を知らなくて
会議の隅でうなずいた
でも夕焼けの色の名前は
百個ほど持っていた
バカは損だと誰かが言う
そうかもしれない、そうかもな
けれど川の流れる音に
立ち止まれるのは誰だろう
利口な鳥は巣を作り
わたしは風に羽を広げ
どこへ行くかは知らないけど
飛んでいることは、確かだ
























