灯をみつめて
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/06/12 11:48:58
灯をみつめて、ひとりで坐っていると、
しずかな夜のあわいから、
失われた時間がそっと戻ってくる。
小さなともしびがゆれるたびに、
ぼくの心もかすかにふるえる。
しずかな夜のあわいから、
失われた時間がそっと戻ってくる。
小さなともしびがゆれるたびに、
ぼくの心もかすかにふるえる。
それは、もう会えないだれかの面影。
それとも、どこかへ置き忘れた古い約束。
やわらかな光のなかに、
うつくしいパステル画のような記憶が、
淡くにじんで、また消えてゆく。
それとも、どこかへ置き忘れた古い約束。
やわらかな光のなかに、
うつくしいパステル画のような記憶が、
淡くにじんで、また消えてゆく。
窓の外では、風がなにかを囁いている。
夜の深みのなかで、
ぼくはただ、このともしびをみつめている。
そこには、小さな幸福の記憶と、
かすかな、けれど消えない寂しさがある。
夜の深みのなかで、
ぼくはただ、このともしびをみつめている。
そこには、小さな幸福の記憶と、
かすかな、けれど消えない寂しさがある。
呼びかける声は、もう聞こえない。
けれど、この灯がともるかぎり、
ぼくの心のなかの、小さな部屋で、
あのなつかしい日々は、
いつまでも、やさしく生きつづける_
けれど、この灯がともるかぎり、
ぼくの心のなかの、小さな部屋で、
あのなつかしい日々は、
いつまでも、やさしく生きつづける_



























