灯をみつめて3
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/06/12 11:52:10
冷たい雨が、暗い窓を濡らしつづけている。
外のけしきは、すべて灰色に溶けて、
ぼくの部屋だけが、とり残されたようだ。
外のけしきは、すべて灰色に溶けて、
ぼくの部屋だけが、とり残されたようだ。
遠い教会の鐘の音が、低く響く。
その音は、だれにも届かないまま、
冷えきった夜のなかに、長く、長く、消えてゆく。
その音は、だれにも届かないまま、
冷えきった夜のなかに、長く、長く、消えてゆく。
小さな灯を、じっとみつめている。
ここには、もうだれも来ない。
やさしい思い出さえも、
雨の音に、かき消されてしまった。
ここには、もうだれも来ない。
やさしい思い出さえも、
雨の音に、かき消されてしまった。
鐘の音が、ひとつ響くたびに、
ぼくの心は、しずかに削られてゆく。
消えそうなともしびと、終わらない雨。
ぼくはただ、深い寂しさのなかに沈んでいる_
ぼくの心は、しずかに削られてゆく。
消えそうなともしびと、終わらない雨。
ぼくはただ、深い寂しさのなかに沈んでいる_




























