夕暮れと窓辺
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/06/19 21:27:20
風のやうに 夕暮れはやつてくる
しづかに しづかに 部屋をみたし
ひそやかな影を 床にひろげる
わたしはただ 窓辺にたたずみ
遠い森の 紅(あか)い燃えさしを見つめる
しづかに しづかに 部屋をみたし
ひそやかな影を 床にひろげる
わたしはただ 窓辺にたたずみ
遠い森の 紅(あか)い燃えさしを見つめる
ガラス窓に ひたいを押しあてれば
ひんやりとした かなしみが伝はる
あのひとひらの あかい木の葉は
いまごろ どこへ流れていつただらう
わたしのこころは まだあの森にゐる
ひんやりとした かなしみが伝はる
あのひとひらの あかい木の葉は
いまごろ どこへ流れていつただらう
わたしのこころは まだあの森にゐる
あかりをともさずに 夜をまたう
小さな窓は 切りとられた繪(え)のやうに
うつくしい夢を うつしだすから
あざやかな日々の おもひでは
この暗がりのなかで いちばん
やさしく かがやきはじめる_
小さな窓は 切りとられた繪(え)のやうに
うつくしい夢を うつしだすから
あざやかな日々の おもひでは
この暗がりのなかで いちばん
やさしく かがやきはじめる_




























