銀の雨、淡き光
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/06/22 19:35:55
くらい草原に 雨がふりつづいている
それは しずかに光る銀色のつぶ
風のない午後の かすかな音楽のように
みどりの葉のうえに あわくこぼれて。
それは しずかに光る銀色のつぶ
風のない午後の かすかな音楽のように
みどりの葉のうえに あわくこぼれて。
わたしの目には いまも浮かんでいる
雲のすきまからこぼれた、淡い光が
遠い日の あなたのやさしい眼差しのように
さびしいわたしの心に 満ちてゆくのが。
雲のすきまからこぼれた、淡い光が
遠い日の あなたのやさしい眼差しのように
さびしいわたしの心に 満ちてゆくのが。
ひばりはまだ つめたい巣のなかで
あしたの青いそらを 夢みている、
この長雨も いつかはあがるだろう。
あしたの青いそらを 夢みている、
この長雨も いつかはあがるだろう。
銀色のつぶが 草に消えてゆくように
かなしみも いつか淡い光のなかへ
かなしみも いつか淡い光のなかへ




























