2026年4月期ドラマ総決算
- カテゴリ:テレビ
- 2026/06/27 15:54:13
2026年4月期のドラマ総決算です。
ドロップアウト組
なし
佳作ショートドラマ
●多すぎる恋と殺人 日テレ 月曜深夜1時29分~
結構な数殺されるけど、終始明るい雰囲気のコメディタッチの刑事ドラマだった。真犯人にあまり意外性がないものの、トリックの解説めいたパートがまったくなかったので、そういうことを気にせずサスペンスとして見るのが正解なのだろう。
●よかれと思ってやったのに ~男たちの『失敗学』裁判~ BS-TBS 木曜夜11時~
わりとどうでもいい感じで見ていたけれど、こういう男たちと勢いで結婚するとロクなことにはならないとは思った。ただ最終回は不覚にも涙した。
●大丸愛は選択する テレビ朝日 土曜深夜12時半~
台本を演じるのではなく演者自身が選択してストーリーが進んで行くことに興味がわいて見てみたが、結局はどちらを選んでも定型の流れに戻るだけで興ざめ。見るのをやめようかどうか考えているうちに終わってしまい、結果的に完走したことに。
●7位
ボーダレス~広域移動捜査隊~ テレビ朝日 水曜夜9時~
踊る大捜査線と同じ脚本家なので、よく言えば踊るを髣髴とさせる、悪く言えば二番煎じ。脚本が同じようとは言えやはり演者の影響は絶大で、すべてにおいて踊るの存在感を超えるキャストはいなかった。トラックで東奔西走し所轄をまとめ広域事件を解決に導くという独特の設定はよかったが、逆にそこしかいいところがなく、特に最終話はあまりに非現実的で呆れてしまった。もしあんなシステムがあるとしても、もっとうまくやるだろ。
●6位
未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3 テレビ朝日 木曜夜9時~
主演が波瑠から鈴木に、そしてバディに黒島を迎えた第3シーズン。他のキャストも若い人が増え、少しフレッシュさが感じられるようになった。確か第1シーズンが始まった頃、警視庁捜査一課長とのコラボで内藤が捜査一課長役で出演したが、そのまま今期でも捜査一課長を演じているのが微笑ましい。事件にまつわる怪文書や手描きの文字などから事件を解決していくという刑事ドラマだが、今期は一言メジェドに尽きる。続編がありそうだが、そろそろレギュラーに本来なら定年退職の年を超えた人たちがいるので、作るならお早めに。
●5位
月夜行路 -答えは名作の中に- 日テレ 水曜夜10時~
文学がテーマのミステリーで、映像も凝っているし、なかなか期待できそうだったのだけど、なんだろう、このイマイチ感。一番の理由は恐らく、波瑠がトランスジェンダーの女性に見えなかったからだろうか。他のトランスジェンダーの女性を見てもわかるように、どんなに美しくても、元は男性だったと納得できるところがあるが、波瑠にはまったくそれがなかった。また前半、謎めいた主役が際立っていた時はわくわくできたのだけど、中盤でいろいろ種明かしがあってからは、それがなくなってしまった。
●4位
夫婦別姓刑事 フジテレビ 火曜夜9時~
最初はごく普通というか佐藤二朗の小芝居全開の刑事ドラマで、序盤はメインストーリーの影が薄かったものの、終盤メインストーリーがまさにメインになってからは、展開から目が放せなくなり、ドラマの評価にも影響を及ぼした。さすが釣りドラマの旗手・秋元康が企画・原案なだけある。ただ最終回直前にネットでサブタイに大きな秘密が隠されているという記事を見受け、見てみたところあっさり謎が解けてしまい、多少後悔した。この謎を上回るどんでん返しでもあるかと期待して最終回を見たけど、特になかった。アメリカンドックが食べたくなるドラマだった。
●3位
刑事、ふりだしに戻る テレ東 金曜夜9時~
今期何故か多かったタイムトラベルものの1つで、意識だけ過去に戻るいわゆるタイムリープと呼ばれるジャンルのドラマ。主人公が未来の記憶を使い、ヒロインを助けるため奮闘するところがこのドラマのテーマだが、がんばっても何故かうまく行かないことが多く、そこが他のタイムトラベルものと比較すると見ごたえが劣ったところ。最後は歴史を書き換えた代償に記憶を失うも、大体ハッピーエンドでよかった。それにしても、代償を断言したリリーは一体何者だったんだろう…?
●2位
リボーン ~最後のヒーロー~ テレビ朝日 火曜夜9時~
今期何故か多かったタイムトラベルもの中でも、意識だけ過去に戻るタイムリープと転生を掛け合わせたタイプのドラマ。主人公が、将来自分が潰すことになる商店街を盛り立てようと、未来の知識を使い様々な手段をとろうとするところが面白かった。ただタイムリープのきっかけとなった事件の真相にイマイチ納得がいかなかったところと、ハッピーエンドにはならなかったところが残念でならない。未来の記憶を使って歴史を書き換えた代償が命って、あまりに重すぎ。結局外が根尾の方はどうなっちゃったんだろう?
特別賞/ヒューマンドラマ賞/主演男優賞/音楽賞候補
●1位
君が死刑になる前に 日テレ 木曜夜11時59分~
今期何故か多かったタイムトラベルものの1つ。プロットがかなり緻密で、少しずつ事件が紐解かれていくのと同時に、未来の知識で過去の事件を一部ながらも防いでいく展開が、手に汗を握る感じでとても楽しめた。加藤清史郎を初めとする主役陣の抑えた演技も、ドラマの雰囲気に合っていてよかった。ただラストのどんでん返しが私的にはイマイチだったことと、Hulu限定で配信しているこぼれ話の動画が見られなかったことが不満。実はまだ謎が少し残っていて、Huluを見ればわかるかもしれないと思うと、悔しすぎる。
大賞/特別賞/ミステリードラマ賞/脚本賞(森ハヤシ)候補
今期は、見る予定ではなかったドラマを見てしまったパターンが多く、その中でもリボーンが2位に食い込む善戦を果たしました。実はかなり1位と2位で悩みました。ドラマのジャンルは違えど、どちらともタイムトラベルものではあったのですが、やはり過去と現在を行き来して、タイムトラベルという設定を活かしまくった君死刑に軍配が挙がりました。他にも見る予定ではなかった夫婦別姓も、当初それほど順位は高くなかったのですが、尻上がりに面白くなってきて、4位というまあまあの順位に。未解決も月夜も悪くなかったのですが、ボーダレスだけは期待外れの感が否めません。続編があっても視聴を悩むくらいです。
全体的に見ると、突出したドラマはなく、平均2桁を超えたドラマすらありませんでした。そしてずっと視聴率1位をキープしていた日9が2位に陥落、木9の未解決の女が1位を奪取。ただいつも書いているように、昨今は視聴率だけでは判断できません。ということでGeminiとチャッピーに「総合力」で聞いてみたところ、なんとどちらともGIFTと回答。他にも田鎖ブラザーズや銀河の一票など、視聴率は低めなものの話題数や配信数で勝っていたドラマを抑えました。視聴率はもはや指標の1つでしかなくなりましたが、それでも大きな要素の1つなんですね。逆に視聴率しか秀でなかった未解決の女はまったく選ばれなかったわけです。
さて、来期はVIVANTの旋風が巻き起こりそうですが、2シーズンなので来期の決算にはまだ関わってきません。なのでVIVANTの陰でどんなドラマが上がってくるかが次のポイントになりそうです。もしくはVIVANTを超えるようなドラマが現れるでしょうか…?
※コメント欄に続きます。





























ちなみにですが、視聴率とか総合力とかではなく、完成度が高いドラマを聴いてみたところ、チャッピーは君が死刑になる前に、Geminiは銀河の一票と答えました。Geminiによる銀河の一票の評価はかなり高く、音楽賞も脚本賞も銀河の一票と答えました。チャッピーは私の好みに寄り添ったのか、音楽賞はリボーン、脚本賞が君死刑と、私と同じでした。今まで1人でちまちままとめていましたが、AIと会話しながらやるのがちょっと楽しくなりました。