Nicotto Town ニコッとタウン

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俗世の泥、偽りの言葉


祈りはシベリアの風に掻き消され
聖像(イコン)の肌は煤(すす)に汚れた
大通りを満たすのは、聖者のふりをした貪欲
彼らは神の名を呼び、己の懐を温める。
「耐えよ、されば救われん」
辻馬車の御者が吐き出す、薄汚れた似非(えせ)の格言
教科書に並ぶ、死んだ過去の知恵
耳を塞いでも、それは隙間風のように忍び込む。
右を向けば、正しさを競う裁判官
左を向けば、隣人を売る密告者
有象無象の面倒な輩が、私の外套の裾を掴む
群れをなさねば息もできぬ、哀れな羊たちよ。
私はウォッカの苦みで喉を焼き
彼らの差し出す、毒入りのパンを拒絶する
魂を売って得る温もりなど、この冬には要らない。
主よ、もしあなたがいるのなら
この俗世の雑音を、吹雪で包み、黙らせたまえ
私は一人、凍原(ツンドラ)の果てで
本物の言葉が、白夜の空に昇るのを待っている。
灰燼からの覚醒
欺瞞の宮殿が、いま内側から崩壊する
偽りの神々が座る、金ピカの玉座を打ち砕け
我らの血をすすり、肥え太った豚どもの宴は終わった
怒りの火柱が、漆黒の夜空を真紅に染め上げる。
「秩序を守れ」と、腰抜けの役人が叫ぶ
「分をわきまえよ」と、強欲な聖者がなだめる
黙れ、その汚れた口を二度と開くな
お前たちの語る正義は、すべて奴隷の鎖だった。
見よ、凍土の下で眠っていた民の足音が響く
抑圧の歳月が、我らの刃を研ぎ澄ました
これは祈りではない、積年の恨みの爆発だ
古い法を焼き尽くし、真っ白な灰に変えてしまえ。
涙の時代は終わった、これからは血と鉄の時代だ
過去を振り返るな、屍(しかばね)はそこに置いていけ
退路は断たれた、ただ前へ、新世界の地平へと突き進め。
主よ、見届けるがいい、この地獄の底からの逆襲を
我らは自らの手で、運命の扉をこじ開ける
新しい時代の太陽が、怒りの炎の中からいま昇る。

#日記広場:人生




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