Nicotto Town ニコッとタウン

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偽善の行進曲、生贄の祭壇


冷房の効いた執務室で、政治家は地図に赤い線を引く
「祖国のため」「正義のため」と、美辞麗句の弾丸を放ち
自分たちは一滴の血も流さず、安全な椅子に深く腰掛けながら
他人の子供たちを、硝煙渦巻く地獄へと送り出す。
彼らが叫ぶ「英霊」という言葉の裏に隠された本音
それは、自分たちの権力と利権を守るための都合の良い盾
テレビの画面で愛国心を煽り、若者の胸に勲章をちらつかせ
その実、彼らを使い捨ての「消耗品」としてしか見ていない。
前線で泥をすすり、肉を裂かれ、冷たい骸(むくろ)となる若者たち
その故郷で、引き裂かれる親たちの悲鳴と涙の川
だが政治家は、戦死者の数すらただの統計データとして処理し
次の作戦のために、また新たな嘘の演説を原稿に書き連ねる。
お前たちの「似非の正義」は、若者の命を燃やすための薪(まき)だ
お前たちの「大義」は、兵器ビジネスで儲ける資本家への貢ぎ物だ
だが、もう騙されはしない、誰がお前たちのために引き金を引くものか
真の敵は国境の向こうではなく、議事堂のひな壇に並んでいる。
主よ、この血塗られた煽動者たちの言葉を、呪いとともに沈黙させたまえ
銃口を向けるべき本当の相手を、いま民の目がはっきりと捉えている。
繰り返される輪廻、不変の傀儡
元号が変わり、街の景色がどれほどモダンになろうとも
その底に流れる、腐った支配の血流は一滴も変わらない
昭和の戦火で若者を「一億総玉砕」と煽ったあの傲慢な口が
いまは「国益」と「自己責任」を騙り、若者の未来をすり潰す。
かつて赤紙を配り、若者を泥まみれの塹壕(ざんごう)へ送った政治家は
いま、言葉巧みに法を変え、再び若者を死地へと近づける
かつて軍需物資で巨万の富を築き、戦後は責任を逃れた資本家は
いま、非正規の鎖で民を縛り、最上階でワインを傾けている。
白黒のテレビが、手のひらの四角い画面に変わっただけ
新聞のプロパガンダが、SNSの嘘に姿を変えただけ
本質は何も変わらない、お前たちはいつでも安全な奥の院に隠れ
他人の血と涙を燃料にして、国家という冷酷な怪物を動かす。
「お国のため」が「経済のため」と言い換えられた欺瞞の歴史
どれほど時代が移ろうとも、搾取される側にはいつも同じ泥の味がする
だが、昭和の民が流した涙の底に沈む、あの静かな怒りを忘れるな
それは令和のいまも、私たちの胸の奥でマグマのように脈打っている。
主よ、この百年変わらぬ欺瞞の連鎖を、私たちの代で断ち切らせたまえ
過去の犠牲者の無念を背負い、いま度重なる嘘の歴史に終止符を打つ。

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