小暑について14
- カテゴリ:日記
- 2026/07/07 11:03:51
【二十四節気】小暑っていつ?小学生に教えたい由来と季節の豆知識☆
7月に入り、梅雨明けが待ち遠しい季節になりました。毎日少しずつ気温が上がり、日差しの強さに本格的な夏の訪れを感じている方も多いのではないでしょうか。この時期、カレンダーやニュースなどで「小暑(しょうしょ)」という言葉を耳にする機会が増えます。
季節の移り変わりを表す美しい言葉ですが、小学生のお子さんに「小暑って何?」と聞かれたとき、どのように説明すればよいか迷ってしまうことはありませんか。古くから日本に伝わる季節の節目を知ることは、子どもたちの自然に対する好奇心を育み、日々の暮らしをより豊かにする素晴らしいきっかけとなります。
今回の記事では、小学生のお子さんにもわかりやすいように「小暑」の由来や意味、そしてこの時期ならではの面白い豆知識や風習を詳しく解説します。夏休みの話題作りや、親子のコミュニケーションにぜひお役立てください。
1. 小暑(しょうしょ)っていつのこと?
まずは、小暑がいつなのか、そしてカレンダーの中でどのような役割を持っているのかを確認していきましょう。小暑は、1年を24の季節に分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」の11番目にあたります。
▼2026年の小暑は7月7日
小暑という言葉は、特定の一日を指す場合と、次の節気である「大暑(たいしょ)」までの約15日間の期間を指す場合の両方があります。2026年の小暑の日は「7月7日」です。期間でいうと、7月7日から大暑の前日である7月22日までが小暑の期間となります。
二十四節気は、太陽の動き(黄経)をもとに計算されているため、年によって日付が1日程度ずれることがありますが、毎年だいたい7月7日頃にやってきます。ちょうど七夕の行事と重なることが多いので、お子さんにも「七夕の日は小暑の始まりなんだよ」と伝えると覚えやすいですね。
▼二十四節気(にじゅうしせっき)とは?
少しだけ難しいお話になりますが、お子さんに教える際の背景知識として知っておくと便利です。昔の人々は、月の満ち欠けを基準にした暦(太陰暦)を使っていました。しかし、月の動きだけを見ていると、実際の季節(太陽の動き)と少しずつズレが生じてしまい、農業などをする際に困ってしまいました。
そこで、太陽の通り道を24等分して、それぞれの時期に季節に合った名前をつけたのです。これが二十四節気です。春分、夏至、秋分、冬至などもこの仲間です。小暑は、「夏至(げし)」を過ぎて、これからどんどん暑くなっていくよ、というタイミングに位置しています。
2. 子どもに教えたい「小暑」の由来と意味
それでは、具体的に「小暑」という言葉にはどのような意味が込められているのでしょうか。漢字の意味を紐解くことで、お子さんにもスッと理解してもらうことができます。
▼漢字から読み解く小暑の意味
「小」は小さい、少しという意味。「暑」はあついという意味です。つまり、小暑とは「少し暑くなる」「本格的な暑さが始まる少し前」という意味を持っています。
「えっ、もう十分に暑いよ!」とお子さんは言うかもしれません。しかし、暦の上での夏のピークは次の「大暑(たいしょ・とても暑いという意味)」です。小暑は、「これからやってくる大暑に向けて、どんどん暑さが増していく助走の期間」とイメージするとわかりやすいでしょう。梅雨が明けて強い日差しが照りつけるようになり、セミが鳴き始めるのもこの頃です。
▼暑中見舞いを出し始める大切な節目
小暑の日は、手紙の文化においても重要な意味を持っています。皆さんもよくご存知の「暑中見舞い」は、この小暑の日から立秋(8月7日頃)の前日までに出すのが正しいマナーとされています。
お子さんと一緒に暑中見舞いを書いてみよう!
最近は手紙を書く機会が減っていますが、小暑をきっかけに、遠くに住んでいるおじいちゃんやおばあちゃん、お友達に暑中見舞いのハガキを書いてみるのはいかがでしょうか。「暑中お見舞い申し上げます」という大きな文字の隣に、アサガオや花火の絵を描いたり、夏休みに楽しみにしていることを一言添えたりするだけで、立派な季節の便りになります。相手を思いやる心と、日本の美しい習慣を同時に学ぶことができるおすすめの体験です。
3. 小暑の時期の自然と生き物:七十二候(しちじゅうにこう)を知る
二十四節気をさらに3つずつ(約5日ごと)に細かく分け、より身近な自然の変化を表した「七十二候(しちじゅうにこう)」というものがあります。小暑の時期の七十二候を知ることで、お子さんの自然観察への興味が一気に高まるはずです。
初候:温風至(あつかぜいたる)
7月7日〜7月11日頃の時期を指します。「温風」とは、南から吹いてくる夏の熱い風のことです。梅雨明けが近づき、ジメジメした風から、夏の強い日差しを含んだような熱い風へと変わっていくのを感じる時期です。お子さんと一緒に外を歩くとき、「いま吹いている風は、春の風とどう違うかな?」と問いかけてみてください。
次候:蓮始開(はすはじめてひらく)
7月12日〜7月16日頃です。泥の中からまっすぐに茎を伸ばし、美しい花を咲かせる「蓮(はす)」の花が開き始める時期です。蓮の花は早朝に咲き、午後には閉じてしまうという不思議な特徴を持っています。もし近くに蓮池があれば、少し早起きをして観察に出かけるのも素晴らしい夏の思い出になるでしょう。
末候:鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)
7月17日〜7月22日頃です。春に生まれた鷹(たか)のヒナが大きく成長し、巣立ちに向けて飛び方や獲物の捕まえ方を学び始める時期を表しています。自然界の生き物たちが、自分たちの力で生きていくための練習をしている情景が浮かびます。人間の世界でも、夏休みを前に子どもたちが1学期のまとめ(学習)を頑張っている時期と重なり、親近感が湧きますね。
4. 夏を涼しく乗り切る!小暑の食べ物と豆知識
季節の行事には、それに結びついた特別な「食べ物」がつきものです。小暑の時期にも、暑い夏を元気に乗り切るための昔の人の知恵が詰まった食べ物があります。毎日の食卓の話題として、ぜひ取り入れてみてください。
▼なぜ七夕(小暑)に「そうめん」を食べるの?
7月7日は小暑の始まりであると同時に七夕です。七夕の行事食といえば「そうめん」ですが、なぜそうめんを食べるのかご存知でしょうか。
その由来は、中国から伝わった「索餅(さくべい)」という小麦粉をねじって揚げたお菓子にあります。古代の中国では、7月7日に索餅を食べると病気にかからないという言い伝えがあり、それが日本に伝わりました。時代が流れるにつれて、索餅が同じ小麦粉から作られる「そうめん」へと変化していったと言われています。
また、そうめんの細くて白い糸のような見た目が、織姫が機織り(はたおり)に使う「糸」や、夜空に流れる「天の川」に見立てられたというロマンチックな理由もあります。お子さんにそうめんを出す際に、「これは天の川だよ」「織姫様の糸かもしれないね」と声をかけるだけで、いつもの食事が特別なものに変わります。

























