約束の高原にて
- カテゴリ:日記
- 2026/07/09 22:54:57
ぼくの古いルサックには いまもあおい風と
きみが残してくれた やさしい言葉のきれはし
生と死のふたつの国に ぼくたちは引き裂かれても
この高原のしずかな夜の底で たしかに繋がっている
きみが残してくれた やさしい言葉のきれはし
生と死のふたつの国に ぼくたちは引き裂かれても
この高原のしずかな夜の底で たしかに繋がっている
窓辺では一羽の小鳥が 夜明けを惜しむように鳴いて
見えない宇宙の糸が ぼくの指先をそっとふるわせる
きみが遠い光のなかで ふと悲しみにうつむくとき
ぼくのこちらの部屋の灯も おなじように寂しく揺れる
見えない宇宙の糸が ぼくの指先をそっとふるわせる
きみが遠い光のなかで ふと悲しみにうつむくとき
ぼくのこちらの部屋の灯も おなじように寂しく揺れる
旅人はいつも かすかな時間のすきまに迷いながら
逢えないきみの名前を なんども、なんども呼びつづける
けれどそこには もう涙も、距離さえも届かない——
逢えないきみの名前を なんども、なんども呼びつづける
けれどそこには もう涙も、距離さえも届かない——
ぼくが青い翳になれば きみは紅いひかりになって
ふたりでひとつの 愛のうたをいまも完成させてしまう
林をぬける風のなかで ぼくはきみのぬくもりを聴いている
ふたりでひとつの 愛のうたをいまも完成させてしまう
林をぬける風のなかで ぼくはきみのぬくもりを聴いている

























