寄生虫のブルース
- カテゴリ:人生
- 2026/08/10 15:34:31
夜の帳が下りる街
奴らは画面の暗がりに蠢(うごめ)く
他人が血を流し、削り出した言葉の城
そこに群がる、名もなきハイエナども
奴らは画面の暗がりに蠢(うごめ)く
他人が血を流し、削り出した言葉の城
そこに群がる、名もなきハイエナども
プライドはとっくにドブに捨てた
額に汗することを知らぬ指先が
他人の果実をかすめ取ろうと
浅ましい罠を仕掛けている
額に汗することを知らぬ指先が
他人の果実をかすめ取ろうと
浅ましい罠を仕掛けている
「簡単に稼げる」
「自動で増える」
吐き出すセリフはどれも安物のメッキ
剥がれ落ちた下からは、腐った虚栄心が覗く
「自動で増える」
吐き出すセリフはどれも安物のメッキ
剥がれ落ちた下からは、腐った虚栄心が覗く
だが、見てみな。
奴らの目はいつでも泳いでいる
手に入れたつもりの端金(はしたがね)を握りしめ
背後に迫る自らの影に怯えている
奴らの目はいつでも泳いでいる
手に入れたつもりの端金(はしたがね)を握りしめ
背後に迫る自らの影に怯えている
他人の威を借る狐のままで
自分の足で立つことさえ忘れた操り人形
どれだけ騙し、掠め取ろうとも
その空っぽの器が満たされることはない
自分の足で立つことさえ忘れた操り人形
どれだけ騙し、掠め取ろうとも
その空っぽの器が満たされることはない
夜が明ければ、また次の獲物を探すのだろう
だが、鏡に映る己の顔を見てみろ
そこにあるのは、誰からも顧みられない
底なしの孤独と、憐れな詐欺師の骸(むくろ)だけだ
だが、鏡に映る己の顔を見てみろ
そこにあるのは、誰からも顧みられない
底なしの孤独と、憐れな詐欺師の骸(むくろ)だけだ
俺はただ、静かに煙草に火をつけ
その哀れな道化芝居に、冷たい背中を向ける
その哀れな道化芝居に、冷たい背中を向ける

























