フェルメール展
- カテゴリ:日記
- 2026/08/29 20:43:59
今、大阪の中之島美術館でフェルメール展をやっている。
『フェルメール展」と言っても、フェルメールの作品は2点で、他10点のオランダ絵画。だからオランダ展でも良い気がする。
作品は12展で、あとは映像体験らしい。
最初に話を聞いた時は、ぜひ行きたいと思ったけど、会期が短い、日時指定の争奪戦。仕事が忙しい時期なので早々に諦めました。
真珠の耳飾りの少女は是非現物を観たかった。本で観るのと現物を観るのでは受ける印象がまるで違う。近ければ頑張って申し込んだけど、大阪は遥か遠くなので諦めた。
が、そしたら、作品への賛辞ともに運営方法への不満の凄いこと。
行けなくて悲しかったけど、こんな状態が本当なら行かないことも悪くなかったかと思っている。
まず、始まる前から言われていたのが、作品数の少なさと入場料の高さ。
フェルメールとレンブラントがあるので『たかが』とは言いたくないけど、たった12点で入場料が3,000円。
フェルメール展の特別サイトを見ると映像体験を結構出しているのと、実際に行った人の感想でもやたら映像が多いみたいなので、フェルメールを餌に技術展覧会でもやりたかったのではないかと邪推する。そこにフリーレンとミッフィーのコラボ。この2つのコラボ費用もすごいのではないか。さらにミキモトの真珠と、品物は高品質だけど高価格帯。
しかし、本当にフェルメールの真珠の耳飾りの少女が観たいのであれば、時間指定でしっかり観られるから良いのではと言うのが前評判。
始まる前は、まぁ、そうは言っても作品を観られるなら高い入場料払うかと言った感じ。
そしていざ始まると、行ってきた人の感想の酷いこと。
時間指定で行っても、まず指定された時間に入れない。
中で3時間位拘束され、ほぼ待ち時間で、休憩場所が少ない。
フェルメールの作品は説明文章もほとんど読めず、スマホで撮影したらさっさと移動しろと言われ、後戻りもできない一方通行でたたき出される。
待ち時間はひたすら映像が流れているが、観たいのはそれじゃない。
作品自体は素晴らしいが、この運営方法何とかならんのかい。
もう聞いただけでうんざりする。ほぼ、人込みで息を殺して、他人の後頭部を観て過ごすのか。
高い入場料に時間指定となれば、じっくり観られるときっと期待値が上がっていただろうから、思いっきり裏切られたと感じる人もいるんだろう。
でも作品にケチは付けたくないから、なんとも言えない。
どんなに良いものでもその最悪とも思われる環境で過ごしたら、嫌な思い出になってしまいそう。
大阪は遠くて、中之島美術館、一度は行ってみたいと思っていたけど、行かない選択もまぁ、良かったかな。
近ければどんなに体力が削られても行っただろうけど、この距離から行って、内容がそうだと辛かったと思う。
調べると図録は通販でも買えるようで、ラッキーと思ったが、ふと手を止めて、たった12点しかないのに2600円の図録って何?と、すっと気持ちが冷めた。
既に出回っているフェルメールの絵が載った本を買った方が良いだろう。
何かなぁ。残念だなぁ。折角良いものが来ているし、その作品自体には大賛成なんだけど、作品以外のところで聞こえてくる悪い評判。
主催者だってそんな素人じゃないし、人流のコントロール悪すぎ。
一体どういう計算でチケット販売したんだろう。売れるだけ売ったんだろうか。撮影可にすれば人は止まるよ。
あくまで私の見た範囲だけど、入場料と言い、グッズと言い、図録と言い、他の展覧会より割高だとは思う。
それならば、それに見合う経験を提供すれば良かったのに。
真珠の耳飾りの少女は状態が悪いのか、今後オランダ国外には出ないらしい。
私がオランダに行けることは無いと思うので、御縁が無く、そこは寂しいなと思うけど、最後の日本であればもう少しこの機会を大切にしてほしかったな。




























