白露と月
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/09/07 15:11:38
夜の深さに おもむろに
月は一筋の 光を投げかけ
草の葉の尖(うれ)に 宿る白露は
静かに 銀の雫を振るふ
月は一筋の 光を投げかけ
草の葉の尖(うれ)に 宿る白露は
静かに 銀の雫を振るふ
お前は 何を夢みむとするのか
限りなき蒼い 空の合ひに
遠い国からの 便りのやうに
一つの影が 心に過ぎる
限りなき蒼い 空の合ひに
遠い国からの 便りのやうに
一つの影が 心に過ぎる
風は過ぎ去る ――残されたものは
冷たい草の上の 小さな星と
温かい追憶の 幻ばかり
あゝ 月は御空に 独りありて……
冷たい草の上の 小さな星と
温かい追憶の 幻ばかり
あゝ 月は御空に 独りありて……
























