印旛沼と輪中
- カテゴリ:コーデ広場
- 2026/09/25 05:20:27
江戸時代の水害対策で有名なのは
揖斐川・木曽川・長良川の合流地域当たりでの油島の締め切り工事
(幕府の命令で 薩摩藩が請け負った長島の造営工事)
と印旛沼の開拓事業(その前の 利根川の付け替え工事)
ちなみに 大阪の大和川の付け替え工事(蛇行をまっすぐにした工事だったらしい)
もあるのだが、これは 地元大阪でもマイナーな話題ではある
一つには 同和教育とだきあわせで授業が行われたので 治水工事として記憶に残りにくかったというのもあるのではないかと思う
・そして 3大河川が平行合流する当たりでは、輪中が 地元の庶民を守るために形成されていた。
それが 戦後の開発期に 輪中を形成する堤が通行の邪魔ということで
崩されたりして、昭和末期だったかで水害が出た時に、半端に堤を切ったところは
浸水するわ・水は抜けないわで大変だったと報道されていた記憶がある。
◇
今回、印旛沼の堤が複数個所で切れて、
最初は 雨がやんだあとも その堤が切れた所から水が流れ空撮映像が報じられたが
さらに 鯉やウナギの養殖池が 冠水によりエアポンプ等が壊れて
大打撃とか(ビニルハウスの中で養殖していて、ビニルハウスの中で泳ぎ回ることができても、ハウスの外に逃げられないから、ハウスも浸水により扉を開けられないから 最後は水質悪化と酸欠で死の運命とは びっくりした)
中には 家のそばのがけ崩れや、川への排水ポンプが浸水で壊れたので
水の流入がとまっても、排水できず
そこに雨が降ってくれば 水たまり状態の地域の水位があがるという報道をみて
本当に驚いた。
低地・くぼ地に住むリスク
排水ポンプを越水・増水対策とするリスク が 現実化した
ということなのだろうけど。
◇
ちなみ 大阪南部には 縄文時代の土器が出てくる 光明池をはじめとする、谷を締め切ってため池にしたものが 非常に多かった
1070年代 そのため池を埋め立てニュータウンに造成する工事が盛んだった
そのころ 梅雨の時期になると 毎年 どっかのため池(埋め立てによる縮小されたため池等)があふれて 南海高野線が 止まっていた。
それが いつのまにか 用水や 川の整備で 用水があふれることがなくなった。
開発と治水 そのバランスを その都度検討して再構築し続けないと・・
どこかで 崩れたバランスのつけを払うときがくるのかもしれない。
◇
印旛沼の堤が切れて 水が流れ込んでくる映像を見た時に
昔なら 村人総出で 土嚢を積みに行っただろうにと思った。
大阪のある市では 地盤の低い家は 役所が指定した土地から 役所が用意した土嚢袋に自分で土を入れて持ち帰って 浸水対策せよ と公示を出しているのを見て
びっくりしたことがあるが・・。
浸水ポンプに頼り切っていて、そのポンプが壊れたら
水嚢で 対応できないのだろうか?
あるいは 鉄板や板で水嚢の袋が破れないように側面を保護しながら
堤のかさ上げ(と人力での水の汲みだし)は無理なのだろうか? などと素人考えをしてしまった
少なくとも 江戸時代は 水位の上昇にあわせて ギリギリまで みんなで
堤のかさ上げや補強を頑張ったと伝えきくが・・。
今は みんな自宅にこもって 自衛隊の到着を待つだけなんだろうか?
それはそれで 食料などの確保、病気の予防が大変だとは思うが。
ただ 今週末には また雨が見込まれるので、早急に 何らかの効果的な対策をしないと ほんと大変なことになりそうな気がする。
輪中地域の人達は、堤が切れて水が流れ込んできたら、排水に時間がかかるのが分かっているから 各家とも いざというときには2階で生活できるように家をしつら、船まで 軒につるして備えていたのだなと 印旛沼周辺の映像を見ながら
実感した。
昔は 話を聞いても「そうだったのか」と頭では理解しても
実感を伴わなかったが
千葉の映像をみて あふれた水を戻すことがむつかしい低地・くぼ地に住むリスクを改めて実感した。
・泥棒対策で おいそれと避難もできない
しかし 水がそう簡単に引きそうもない
皆様が健康を維持したまま この状況を切り抜けられるように
心から祈願いたします。
◇
大規模ソーラーパネル畑
水がひいたら 蓄電器がショートして 爆発を伴う火災
水濡れによるショーとは予期していたことではあるけれど、
水が広範囲に広がり、排水もままならず その状態が長期化する状況では
感電経路も 水の道を伝って広がりそうで怖いな
なにしろ、太陽が出れば自動で発電しちゃうのが ソーラーパネルでしょ?
その電気が・・どのくらいの距離まで水を伝わっていくのだろうか?
◇
参考
・「もう限界。数時間単位で水が増えてる」台風過ぎても浸水続く住宅街 崖崩れで排水路が崩壊…水位は連日上昇 9カ月前に引っ越した住民が涙ながらに語る 千葉・酒々井町|旬感LIVE とれたてっ!〈カンテレ〉 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=znKjnl3n9-Q
9/24(木) 17:41配信
(前略)
なぜこの地域がここまで浸水してしまったのか、住民によると、印旛沼の決壊や川の氾濫が原因ではないといいます。 台風の豪雨によって大量の雨水がこの一帯に流れ込んだ後、崖崩れが起き、川へ排水するために設けられていた排水路が壊れてしまったからだということです。 その結果、水の出口を失った雨水がそのまま住宅街に溜まっているとみられます。 十数軒の住宅が浸水していて、国土交通省の担当者も現地を視察に訪れていますが、具体的な排水対策はいまだ決まっていないということです。
(中略)
「台風発生翌日からどんどん増水しています。きょうの朝から一気に増えてます」 23日よりも20~30センチほど水位が上がったということです。
台風上陸後は、ある程度排水は間に合っていたんです。しかし夜になるにつれて水位が上がって、排水ができなくなってきた。一旦は引いたんですけど、だんだんまた水位が上がってきて、いまに至る感じです」 台風が過ぎ去った後に一度水が引いたように見えましたが、山から流れ続ける雨水が排水路の詰まりによって行き場を失い、再び水位が上がった
(以下抜粋)
(現在 トイレと排水はすでに使えない、停電になるのも時間の問題)
自治体側からは「消防車のポンプ」を使って排水する案が提示されていますが、現時点では「やっても意味がない」として実施には至っておらず、具体策は出ていません
◇
・【独自取材】「被害額は10億円か」台風25号で壊滅的被害 沼の堤防が決壊し“養魚場”が浸水 ボートから見た現地の衝撃的な光景 死んだ鯉も 千葉・印旛沼|旬感LIVE とれたてっ!〈カンテレNEWS〉
https://www.youtube.com/watch?v=TUjG3-KRHmc
9/23(水) 17:34配信 動画


























