暮れないキャバレー5
- カテゴリ:日記
- 2026/09/25 08:46:11
第三部:グラスの底の答え
能書きはもういい、そこを退け
言葉で私を動かせないのなら、視界から消えてくれ
人生がどれほど不条理で、あるいは美しいか
それを決めるのは、お前の評価ではなく、私の足跡だ
言葉で私を動かせないのなら、視界から消えてくれ
人生がどれほど不条理で、あるいは美しいか
それを決めるのは、お前の評価ではなく、私の足跡だ
お前が「正しい生き方」を語るとき
私はただ、冷え切った指先でグラスの縁をなぞっている
お前が「有意義な時間」を捏ねくり回すとき
私はただ、消えゆく煙草の灰を見つめている
私はただ、冷え切った指先でグラスの縁をなぞっている
お前が「有意義な時間」を捏ねくり回すとき
私はただ、消えゆく煙草の灰を見つめている
語れば語るほど、お前という存在が透き通っていく
中身のない硝子細工が、光を反射して眩しいだけだ
背中を押してくれる正論ではなく、ただ隣で黙って耐える背中だ
中身のない硝子細工が、光を反射して眩しいだけだ
背中を押してくれる正論ではなく、ただ隣で黙って耐える背中だ
暮れないキャバレーの片隅
私は最後の一口を飲み干し、お前を置いて席を立つ
さらばだ、理屈で世界を支配した気になっている住人よ
言葉の届かない現実へと歩き出す
私は最後の一口を飲み干し、お前を置いて席を立つ
さらばだ、理屈で世界を支配した気になっている住人よ
言葉の届かない現実へと歩き出す


























