流れ着く先2
- カテゴリ:30代以上
- 2026/10/05 01:06:07
その流れは、緩やかでありながら、速かった
「それじゃ、明日ね」
ここまで、しばらく時間がかかった
あの時で費えて、消えても不思議では無い
むしろよくここまで繋ぎ止められたもんだと
今更だけど、僕の方が緊張する
「 そう? 私はぜんぜん 」
・・・・
あの時の君は嘘だったのか?
ぇっと、何か目印になる物は?
着てくる服の色とか?
「 ナイショ、ふふ 」
いや、すれ違ったり、わからなかったら
「 大丈夫、私は分かるわ 」
「 まぁ、それは嘘だけど、場所決めているわけだし 」
「 だとすれば、イメージした人を見つければ良い 」
何とも大胆と言うか、のん気というか
俺の方は、妄想と色々なもので
ソコここにいる人が全て、貴女に見えそうだと
思っても、口には出せない
何だか、俺の方が尻込みし始めた。
イメージした人ね~
多分、それと、現実は相当かけ離れているよ
そう言う自分の本音は、そうでもなかったが
反対に、妄想まみれの自分の方が、不安ではあった。
「 それじゃ、〇〇駅の西改札切符売り場の一番右で 」
うん、気をつけて
じゃ〜、明日
「 楽しみ 」
そ、そうだね・・・・
「 あら?乗り気じゃ無い感じ? 」
いやいや、そんな事あるわけない はは、、
今まで何もなかったかのように
明るく楽しそうに話す君を、改めて想像してみた。
勝手に描いた妄想は、曇りかけていた。

























