Nicotto Town ニコッとタウン

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流れ着く先2

その流れは、緩やかでありながら、速かった


   「それじゃ、明日ね」

ここまで、しばらく時間がかかった
あの時で費えて、消えても不思議では無い
むしろよくここまで繋ぎ止められたもんだと

   今更だけど、僕の方が緊張する
  「 そう? 私はぜんぜん 」
   ・・・・ 

あの時の君は嘘だったのか?

   ぇっと、何か目印になる物は?
   着てくる服の色とか?
  「 ナイショ、ふふ 」
   いや、すれ違ったり、わからなかったら
  「 大丈夫、私は分かるわ 」
  「 まぁ、それは嘘だけど、場所決めているわけだし 」
  「 だとすれば、イメージした人を見つければ良い 」

何とも大胆と言うか、のん気というか
俺の方は、妄想と色々なもので
ソコここにいる人が全て、貴女に見えそうだと
思っても、口には出せない
何だか、俺の方が尻込みし始めた。

   イメージした人ね~
   多分、それと、現実は相当かけ離れているよ

そう言う自分の本音は、そうでもなかったが
反対に、妄想まみれの自分の方が、不安ではあった。

  「 それじゃ、〇〇駅の西改札切符売り場の一番右で 」
   うん、気をつけて
   じゃ〜、明日
  「 楽しみ 」
   そ、そうだね・・・・
  「 あら?乗り気じゃ無い感じ? 」
   いやいや、そんな事あるわけない はは、、

今まで何もなかったかのように
明るく楽しそうに話す君を、改めて想像してみた。
勝手に描いた妄想は、曇りかけていた。

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