映画などで細部を気にする理由
- カテゴリ:アニメ
- 2026/10/24 23:31:27
ここ何回か「惚れ魔女」で、作品そのものの評価とは別に、細かい部分が気になるという日記を書いた。
それで、今回はなぜ細部を気にするのか、その理由を書いておこうと思う。
例として一つ思い出話。
たぶん多くの人が名前くらい知っているであろう映画「武士の一分」。
城内の殿様が実際に住んでいる屋敷の廊下の場面で、木の床が軋む音が入っている。
これを見て「お屋敷が軋んで鳴るような作りなはずがないからおかしい」という人がいた。
でもね、これ、歴史を知っている人だったり、雑学の多い人ならすぐわかる。
殿様が住んでいる部屋に直結している廊下は、侵入者を発見するために、わざと音が鳴るように作ってあるのだ。
いわゆる「鶯張り」である。
まあ、最近の研究では、結局は古くなったら軋んでいるだけで、最初から意図した音ではないとする説の方が有力になったけど。
とにかく現実の屋敷の廊下が、キイキイと鳴るようになっているので、映画も効果音を入れるのであある。
このあたり、知識の有無で、映画の解釈が変わってしまうのである。
だから僕は、創作物の細部を拾い上げて、そこに作者の意図があるかどうか確かめたくなるのだ。

























