白木と黒木。題10話。(おお、長い。)
- カテゴリ:自作小説
- 2009/11/05 17:03:24
白兎の呼び止める声に耳を傾けようともせず、てけれてけれと雪は黒のもとへ行った。
「なぁ、ぐろ!」
報告の前に既にぐろと読んでいる。
突然その名で呼ばれ、黒は顔をしかめた。
「あ゛?ぐろ・・・?」
すると、うんうん。と嬉しそうに頷く雪。
「さっきさ、白兎とぐろのあだ名について話しててさ。んで、ぐろっていうあだ名にしようってさっき決まったんだよ。」
何で俺の名前を・・・!
物陰から見ていた白兎は雪を恨んだ。
「・・黒木が?」
ふざけんなという黒の目。
「そう。白兎も賛成してくれたんだ。」
にっこりと雪は笑った。
・・・雪いいぃぃぃ・・・!!俺は賛成なんてしてねぇよ!誤解だ、黒・・・!!
「・・・・」
そのまま黒は何も話さず帰っていった。
「・・・・あら?黒くんは?」
「黒は帰りましたー。」
・・回想終了・・
あの後、メールで黒に必死に事を事細かく話して誤解を解いた上、白兎はあだ名の了承も得たと思っていた・・・のだが、了承は得てなかったようだった。
ん?でも、メールには「ふーん。」って・・・。
黒のメールの文章は大体一言でシンプルに終わる。故に分かりづらいところがあったりして、よく他人から誤解を招くこともある。
続く。
いろいろと今日は疲れましたんで、ここまで・・・。
間違えて黒木を白木にしていました。。
直しました。
自分で決めておきながらどうしても苗字間違えるんですこのやろー。
すごいすごい☆
これからどうなるんだろう????楽しみ♬