旅の思い出2
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/11/11 15:56:48
さあ、乗って来たのでその後の話を続けよう。
その後、何度も海外旅行へ行き、新しい世界に触れる事に引かれていく。
そして時は経ち、会社を辞め、オーストラリア半周旅行に出掛ける事になる。
3ヶ月のバスの旅だ。
60万円程を握り締め、広大なオーストラリアに降り立った。
これなら十分に英語の勉強をする事が出来る。
世界中どこに行っても英語が出来れば何とかなるからね。
オーストラリアは良い。
オーストラリア人は大らか、悪く言えば馬鹿だ。
雨が降っても傘をさす事を知らない。
ずぶ濡れになりながら平気でビールを煽りワインを酌み交わす。
ずぶ濡れになりながら大騒ぎをする。
乾燥しているオーストラリアでは、晴れれば着ているものもすぐ乾くに違いないのだろう。
町にあるバーはなぜか昼間から繁盛している。
僕も一人で昼間からビールを飲む。
そして馬鹿なオーストラリア人と馬鹿な話をする。
「ハエになれればあのラブリーなハニーの胸にキスし放題さ」
「そいつはグットアイデアだ」
「モスキートならあのヒップにチクッてなもんだ」
「お前、マジで天才じゃねぇのか!」
完全にクレイジー同士の会話である。
こうして僕は、ドランクスピーカーとなった。
飲まなければ英語が喋れない。
飲めば英語を喋る。
しかし、ドランクスピーカーには欠点が多い。
飲みすぎると全く英語が浮かんでかなくなってしまう。
飲みが足りないと言葉が聞き取れない。
ともかく、こうして僕は英語を少しだけ話せるようになった。
まあ、ほとんどが馬鹿なやつらから教わった英語だから役に立った事は一度も無い。




























