Nicotto Town



百鬼夜行抄

今市子「百鬼夜行抄」が最近お気に入りです。
文庫版で買っていますが、1冊読むと長編映画を見たかのような読後感。
複線も上手だし、お話の中身が濃いという感じ。
ネット上で下記の情報を見つけました。

(前略)今市子はこんなコメントを残している。萩尾望都の『ポーの一族』について、「このシリーズの一編に『グレンスミスの日記』という名作がありまして、私はこれは70ページくらいの作品だとずーっと思っていましたが、ある時、かぞえてみたら実は24ページしかなかった。(中略)以来、私は24ページという数が怖くなってしまった。私にはあれだけの内容を24ページで描く事はとてもできないから。周りの人達から“グレンスミスの呪い”と呼ばれてました」と。そう、今市子の“貧乏性”は、萩尾望都の呪いが原因だったのである。(後略)

ここでの「貧乏性」とは1編にエピソードを詰め込みすぎる という意味。

なるほどね~。

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2009/11/21 18:55
濃いですね^^;



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