僕に おへそがない 7
- カテゴリ:自作小説
- 2009/12/08 16:03:25
学校は夏休みにはいった。
おかあさんと僕だけの生活が始まるはずだった。
僕はそう思って夏休みにはいるのを待っていた。
でもおかさんは僕と一日中家にいることを嫌っていた。
おかあさんは僕の教育費を稼ぐためだといって、夏休みの少し前から近所のスーパーでパートーを始めていた。
パートの仕事はきついのか毎日疲れて帰って来るので、晩のご飯はスーパーの売れ残りの弁当がほとんどだった。
でも、おいしい弁当だったので僕はまあまあ満足していた。
おかあさんと僕は売れ残りの弁当を二人でテレビを見ながら食べていた。
パートに出てからおかさんは家ではリラックスしたいのか、パートの制服を脱いだ後はいつも簡単な服しか着なくっていた。
いつもマラソンの選手のようなかっこうになった。
その日は胸がVのタンクトップで、胸のあいたところから黒の下着と胸の谷間が見えた。
僕はおかあさんの白い肌と黒い下着のコントラストを見ながら質問をおかあさんにした。
「おかあさん、なんでお父さんの所へいかないの」
今までに何度もした質問だ。
おかさんの答えはいつも決まって、いいかげんなごまかしたような答えだった。
おかあさんは、弁当の海老のテンプラを食べながら見ていたテレビから視線を外し、僕の顔を一瞬見てテレビをまた見始めた。
僕はごまかしの答えがいつものように返ってくると思っていた。
でも、いつもと少し違った。
「お父さんには、おかあさん以外の好きなひとがいるの」
おかあさんは、テレビにそう話かけた。
「ゴミトもお父さんの所に行っても邪魔になるだけよ」
おかあさんは、テレビにそう言った。
そしてテレビの番組がおかしいのかテレビといっしょに笑った。
僕は話しの意味が分からず聞きなおした。
「ええなに、おかあさん」
お父さんの話が続くと僕は思っていた。
でも、おかさんの話は
「ゴミト、この頃おかしいんじゃない。ちゃんと勉強しているの」
と、僕にふられた。
大人は自分に都合の悪い事を聞かれると話を変え、そして相手を攻める話を始める。
おかさんのいつもの口出しがまた始まると僕は思った。
おかさんはテレビのボリュウームをリモコンで下げると
「ゴミトの将来のために言ってるのよ、勉強しなさいって」
「しているよ」
「じゃなに、ゴミトの部屋のあのひからびたカエルは」
「いけにえ」
「いけにえ、なにそれ、あんたの頭大丈夫。勉強してるの」
おかあさんは、心配そうに僕を見てくれた。
「だいじょうぶ」
と、僕は答えた。
「ほんとに、大丈夫なの」
おへそのない僕に気付いていないおかあさんがそこにいた。
おへそのなくなったことを、おかあさんに知られたかと僕は心配した。
でも僕の秘密はまだおかさんに知られていなかった。
僕はおへそがなくなった秘密が守られているので安心した。
僕は弁当の容器を持ち台所のゴミ箱に向かった。
「ゴミト、待ちなさい」
おかさんが、僕の背中に声をかけた。
僕は、弁当を捨てると部屋に向かった。
おかあさんはあわてて、テレビのスッチを消し
「あなたのおじさんと相談して、家庭教師をやとうことにしたから」
と、僕に声をかけた。
僕は部屋のふすまを開けながら
「わかった」
と、答えて部屋にはいり部屋のふすまを閉めた。
おかさんがまたテレビのスッチを入れたのか、テレビの声がした。

























あなたがたの読みは、正しいです。
ゴキブンさん、続きを楽しみにします (◡‿◡✿)
う~ん、ゴミトの運命が、また大きく変わりそう……。
中学生の男の子って、意外と親にベッタリなんですね。
小学校の後半から、休みの日も友達と一緒にいる事の方が多かったから、なるほどねぇと
思いながら読んでいます。
ゴミト、いい方に変わるといいですね ^^
家庭教師によって、ゴミトはかわります。
また、美人でグラマーな先生で~
お楽しみに~
変わっていくゴミトが一体どうなるのか・・・
おへそがなくなる・・・怖い未来が見えてきそうに感じました。
なるべく早く書きますのでよろしく。
釣はスランプです。
小説の練習が本命です。
先を楽しみにしてくださってありがとう。
文の調子ががらっと変わると思いま。
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