潜水服は蝶の夢を見る
- カテゴリ:映画
- 2009/12/17 12:13:16
また、先週のブログネタ(この冬観たい映画だっけ?)を
書くのを忘れてました。
神戸といえば映画発祥の地なので、
学生時代はよく映画館にいきました。(週に1回以上)
なにせ月刊ロードショー、スクリーンのカレンダーが、
私のスケジュール表がわりでしたからね。
学校で試験がある日なんかも、早く帰れるので、
試験勉強もせず映画館をハシゴしていました。
就職して上京した時も、しばらくは映画館に通ったけど…
都内の映画館でのマナーは最悪です。
混んでるし、さわがしいし…
最後に観たのは「ニューシネマパラダイス」
銀座まで1時間半かけて、観にいったのに、
1時間以上もカットされていたので、
感動のかけらもありませんでした。
それ以来映画館にいきたいとは思わなくなってしまいました。
前書きが長くなってしまいましたね…それだけ好きだということです。
--------今日のオープニングミュージック----(こっからオープニングかよ!)--
(別窓で聴きながらお読みください。)
イエローサブマリン音頭 金沢明子
http://www.youtube.com/watch?v=n-qHDAt1L7E
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「潜水服は蝶の夢を見る」
アバターもタイトルに合わせて揃えました!
変わったタイトルに惹かれて、ランチタイム中なのに
スカパーで最初から最後まで観てしまいました。
あらすじは、
脳梗塞になり、左目以外の機能を失った雑誌編集長が、
左目の動きだけで、自伝を書いた 実話です。
実話なので、変に感動をあおるシーンもなく、ストーリーも
こった感じはないですが、忠実に描いている分リアルに感じます。
特に最初の方は左目だけで会話するシーンが続くので
同じシーンを繰り返しているように単調です。
しかし、この冒頭のシーンのカメラアングルと構図が絶妙です!
車いすに座って、左目だけで世界を見ている という感じが
ストレートに伝わってきます。
病院のベランダにいて、左半分に海、右半分に自分が治療中の病院、
実際には逆の構図もありえるけど、「左目から見る景色」を
表現するとしたら、前述の構図の方が説得力があります。
さすがカンヌ国際映画祭監督賞をもらっただけあります。
日本って、なんでこういう映画をもっと宣伝しないのかな?
でも日本人が手を加えたら、平井堅の歌とかが付け加えられて、
押し付けがましくなっちゃうんだろうなー
ふらんす映画です。
アメリカ追従の資本主義の行き過ぎの結果でしょう。
いいもの、、、が出回らず
売れるもの、人気の出るもの、派手、目立つ、表面的な価値がチョイスされる。
贅沢や豊富という言葉の裏に
失われたのは こころ なのかもしれません。
ええ DVDはジャケ借りするタイプです。。
あらすじを教えていただいて 観てみたくなりましたー。