のだめの映画音響
- カテゴリ:日記
- 2009/12/21 22:19:19
フジテレビ制作で、どうやらドルビーデジタル2chらしいですね。
スタッフもフジテレビの人間の様です。
外注に出したとしても サラウンドになっていないので、
言わずもがなかな。
映画で5.1ch録るぐらいの技量がなければ、クラシック音楽映画としては戴けません。
台詞やオケ自体は、ワンポイントマイクを使ってステレオ録音するわけです。
其処にノイズや反響をのせて、臨場感を音場として再現するのが5.1chです。
スタジオレコーディングであれば、セクション或いは楽器単位でマイク集音すると同時に、ワンポイントマイクと同等のポジションで残響やアンサンブルを拾ってmixingします。
フルオケの録音では、マイク1~2本によるワンポイント録音から90ch程度使うマルチ録音まで、楽曲やオケの特徴や指揮者の意図に沿って使い分けます。
コンサートの収録などでも 録音前提の演奏会の場合には、マルチ録音可能な場合もあります。
そういう時は、マイクが楽器の合間に林立します。
客席の臨場感を収録するマイクも何本かセットされます。
主体が演奏会の方に在れば、舞台上の可視範囲にはマイクをセットせずに録音します。
この場合は、指揮者後方1mぐらいの上空にマイクを釣って拾うのが基本です。
聴衆の音や存在による空気感を録音する工夫も必要です。
でも のだめは、どうやらフジのTV用映画と考えた方がよさそうです。
見に行くときは、ステレオで桶の演奏が堪能できる設備を備えた劇場を選んで観ることをお薦めします。
私もHDCSの表示がある劇場で見直すことにします。
ギバちゃんが、好きなの(*^_^*)
ありがとうございます♪
以下が、関連記事のURLです。
http://www.cinematoday.jp/page/N0021364
情報ありましたら、お教えくださいm(__)m
・・・映画の方ではありませんが・・・。
良く出れて、駅までなので・・・。
109よりは・・・と、思いますが、またお知らせくださいませ(*^_^*)
再生設備がある劇場が、市内にもあるので週末にでも観てきます。
そうすれば、どういう音響制作されているのか解りますので、ブログにまた書きます。