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貴方が好きです。 vitaminx編 瞬

            先生へ

 先生、一年間有難う。俺は先生にどれほど迷惑をかけただろう。でも先生は俺を見捨てないで「瞬くん!」って笑ってくれていた。

初めて会った時、俺は先生を無視してバイトやバンドで忙しかった。
 すまなかった。俺は・・・

次は練習を見に来てくれたのに、俺が帰らせてしまった。
 あの時は、自分の事をひとつも考えてなかったんだ。

その次はあいつに会わせてしまったな。家庭訪問だったか。
アイツが来るとはな。すまない。

次はライブの時だったな。どうだったか?本当によかったか?
 先生にダメって言われるとちょっと辛いが・・本当に、よかったが?

次は・・・っく。すまなかった。先生が土下座するなんて・・・っく・・・
 本当に迷惑をかけた。すまなかった。

文化祭のときだったな。仙道!アイツだけは!!でも、百均が近くにあるとは。仙道、それだけ感謝する。

次は、俺の為に先生が泣くことはなかったのに・・・真壁を怒らせたのは俺だ。あのくらいの傷は痛くもなかったしな。具合が悪くて・・・看病してくれてありがとう。アイツはああいう人間なんだ。

聖帝祭は有難う。先生のおかげでバンドできたから・・・。ホントに有難う。

・・・っく・・・あの時は・・・先生・・・すまなかった。先生が俺を捨てるのを怖がって・・・俺は自分から捨てようとしてしまった。先生に捨てられるのが怖くて・・・怖くて・・・
でも先生は捨てないでくれた。ありがとう。

次は・・・先生、やっぱり飯を作るのは止めたほうがいい。あの飯は・・・うっ・・・今思い出しただけでも、背筋が・・・。

卒業式の日か・・・一年間ありがとう。
ライブを先生に聞いて欲しかった。
有難う。短い時間ありがとう。
そして・・・これからも・・・


                             七瀬瞬より

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