Nicotto Town


しゃおろん茶館@上海


去年を振り返ると。

今更ながら去年を振り返ってみよう。。

全体的には、ともかく激動の年だったと言えよう。
同じ会社で仕事内容が大きく変わり、
そして転職。
北京から上海へ。
自分が夢だと思っていた世界がそうじゃなかった、
そう割り切って決断を下したのが去年だったのかも。

1月〜3月は基本的にニューアルバムのレコーディングに明け暮れていた。
北京で最も環境が整っている、
台湾人がやっているA-Stringというスタジオ。
日本からは、プロデューサーとして同じ会社で違うレーベルをやっている社長のT-P氏。
HIP-HOPやレゲエなどを手がける人が実は昔はパンクも何でも聴いていて、
ものすごいマニアックに色々なことを知っていた。
某窪○洋介のやっている卍○インというレゲエアーティストのプロデューサーでもある。
T-P氏とは今でも親しくて、
同じiPhoneユーザーということもあって今でも国を超えて連絡している。
そしてレコーディングエンジニアのT氏、
この人も本当にプロだったな。
酔っぱらうと面白かった。
まあそんなすごい人たちと、
料理されるバンドたち。
プリプロが一番面白かったような気もする。
全然曲を仕上げてこないバンドと、
それを何とか現場で動かそうとするT-P氏。
すごいバトルだった。
今考えると本当に面白い経験をさせていただいた。

そして2008年からライブハウスMAOの中国側パートナーのL氏が
マネージメントに関わるようになる。
そしてもう1人、Cという女性も関わるようになる。
考えてみれば、
これらが最終的に自分がこの仕事を辞める決め手となったのだが。

レコーディングもたけなわの4月に、
ミニアルバム発売。
その記者会見のために、
毎日ものすごく遅くまで働いた。
おかげで中国全国のメディアの連絡先もわかったし、
北京ではいろんな人と会うこともできた。
今でもそれが役に立っているかというとわからないが、
まあこんな風にやるのね、と勉強になったというか。
会見当日には社長も来たけど基本的には大満足。
司会進行も某国際ラジオ曲のHちゃんにやってもらったからよかった。
その記者会見と同時にツアーの手配などもこなす。

そして5月、ツアー開始。
ツアーは途中で四川省の大地震が起こったこともあり大混乱。
ツアーのプロ、H君と一緒にかなり頑張って手配をやった。
本当はこちらに手配を任せてもらいたかったのに、
L氏には色々と口出しをされた。
いつもと同じじゃダメなんだとかなんだとかで。
おかげで人にも言えぬいろんな苦労があって、
その割には報われなかったなあ。
結局6月に終わったツアーは、
数字的には成功しなかった。
これについて、社長が来た時に全ての矛先は自分に向かった。

正直、やりきれなかった。
こんなバンドのために、
こんな人たちのために、
俺って何やってきたんだろう?

そしてマネージャーの仕事は外され、
会社の中で違う仕事をやることになる。
会社所属の最大のアーティスト、くるりのグッズ作成など。

まあこれは元々経験があったので比較的なんとかなったと思う。
が、結局はこれだけで食えることもなさそうなことがわかった。

そんなわけでこちらから辞めることを切り出そうと思ったら、
社長からその話があった。
ちょうどタイミングが良かったので、
辞めることにした。
辞めると決めてからは、
なんだか不思議と自然にバンドを見られるようになっていた。
やっぱり俺は外から手伝っていた方が良かったんだ。

次の仕事は、実は夏頃から探し始めていた。

そして最終的に、
建築金物の問屋+メーカーである今の会社に入ることになったのが9月〜10月。
住み慣れた北京を離れて、
8年ほど前に1年ほど過ごした上海に移動することになる。
上海はその後住んでなかったとはいえ、
4年ほど行ったり来たりの生活をしたことがあるので
縁もゆかりもある土地。
悪くない。
そして同じ製造業で4年半の経験があるので、
一番自分に向いている仕事でもある。

10月から入社し、
10月いっぱいは東京の片田舎の工場で研修のはずだったが、
いきなり上海出張を申し渡され、2週間ほど出張。
そこでの成果が認められたのか、
11月の正式赴任の時にいきなり生産部長兼工場長に。
そしてこれまで色々と問題のあった生産に切り込みをいれているうちに、
年を越してしまった。。。

今後、二度と音楽を生業にすることはないと思う。
でも、外野だからこそできることもあるはず。
これからも音楽とはいい距離をおいて付き合っていきたいと思う。
もう既にいくつか種まいてます。
さあどうなるか?

ということで今年もどうぞ宜しくです。
もう遅いってか?

アバター
2009/01/11 13:52
呵呵·~··腰纏萬貫呀·~~~
不過應該日本的工資比上海多吧·~消費水平的話上海低多了,
這樣看來感覺在日本賺足錢來上海的話會生活的很滋潤>_<
至少我的日本留學生朋友就給我這樣的感覺呢
アバター
2009/01/11 01:52
スゴイ、激動の1年でしたね。

何だか、身に摘まされるものがあります。

私も色々ありました。
時期が時季だけに、年をまたいで
真っ暗な中を 手探りで進んでる状態です。

…今年はどうなるのかなぁ、、、

なんて事を、考えてしまいました。

先を見ることはとても大事ですけど、
時々、後ろを振り返ってしまう
そんな自分は―

って感じになりましたです。



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