Nicotto Town


零崎儚織の人間摩擦


川村ヒデオの帰還

「戦闘城塞マスラヲ」、とうとう読み終えました。
 最高でした。「お・り・が・み」もそうでしたが、最終巻の盛り上がりが凄いですね。

 
※ここから先はネタバレ注意です


 4巻で敗退して、地下にブチ込まれたときはどうなるかと思いました。
 5巻では精神的に疲れてきて自殺しようとしてましたね。結局やりませんでしたが。

 ヒデオパートとウィル子パートで、お互いのことを思いながら脱出の方法を考えるのは良かったです。

 ウィル子は3巻くらいから少しずつヤンデレになってきてるような。いや、ただ単にパートナーが大切なだけですが。
 そして美奈子さんのヒロインっぷりがやばい。だけどラティさんも捨て難い。
 レイセンはハーレムだと聞くので、どちらもハーレム入りしていて欲しい(ry

 ウィル子がアルハザンにやられかけた時にPSPに入ったのは、ラティさんのゲーム好きの設定が生かされてますね。
 最初は「トモアキさん絶対にLSDとかの話をしたかっただけだろ」とか思ってましたが、ちゃんと生かされるとはなぁ。
 まあ、PSPに入った時に色々とデータ食って回復したわけで。
 ……どんまい、ラティさん。カービィSDで0%0%0%は基本です。

 ヒデオパートでの脱出は割とシリアスなのに、ウィル子パートの脱出はギャグ寄りでしたね。
 老人や犬が活躍してるのに、モップを振り上げたまま何もできなかったラティさんェ……。
 まあ、ラティさんは馬鹿パワータイプが集まる魔殺商会の中で貴重な頭脳派ですからね。
 情報処理が得意なんですよね。戦闘はクラリカに任せればいいんです。


 そういえば聖魔杯の決勝戦もしっかりと書かれてたなぁ。
 鈴蘭&みーこを打ち破り、翔希&エリーゼが勝ちましたか。
 まさかこの二人が勝つとは、予想外です。
「勇者がちゃんと勇者をやっている……だと……?」って感じでした。
 あの「クラリカの方が強いんじゃね?」って思うくらい活躍してなかった勇者が、まさか勝つとは。
 2代目聖魔王は、長谷部翔希ですか。……リア充シネ。

 エリーゼがみーこさんを追いつめていく所は予想外すぎでした。
 作中最強クラスのみーこが、まさかエリーゼに負けるとは。
 気持ちの問題、なのかなぁ。
 人を見捨てた古い神と、人に信じられて神になりたい精霊。
 強い感情を持ってるのはどう考えても後者だよなー。


 ヒデオVSアーチェスの最終決戦。
 アーチェスが呼び出したのは太陽の光でも消せない影。
 それが隔離世から現実世界へ出てしまったら、魔人がこの世から消える。
 聞かされていたものとは全く違う結末で、裏切られたと思い爆弾のスイッチを押そうとするレナ。
 それを止めたのは、ヒデオの叫び声。

 終盤になるにつれて大文字が減っていたけど、ヒデオの叫びを目立たせるためにそうしていたんだろうか。
 敗北すら「自分の思い通りだった」と言い張ってしまう。
 よく考えたら色々とおかしい所があるけど、あの勢いで言われたら真実だと思っちゃうだろうなぁ。

「スイッチを押しても意味がない」と言い、実際にスイッチを無効化。
 ここでアルハザン側は死んでいたと思っていたウィル子が登場。
 ウィル子の登場で、今までの言葉に真実味が増す。

 相手の恐れを、動揺を、全てウィル子への信仰に変える。
 信じられれば神になれるという設定もちゃんと活かされてますね。
 そしてウィル子の能力ででっかい砲身を作る……と。
 けれどエネルギーが足りなくて撃つことができない。
 だからアーチェスが戦うように仕向けてわざと死ぬ。
 そうすることで、ウィル子がヒデオの命をエネルギーに変える決心をさせる……と。

 勝つために何でもするなぁ。
 パートナーを信じるからこそ、命を投げ捨てることができたんだろうなぁ。自殺願望があったからともいう。
 この辺はボロ泣きしました。
 死ぬからじゃなくて、ウィル子を思う心理描写で泣きました。
 あれです、仮面ライダーWの48話に似た感じです。フィリップが消えるけどライダーキック、みたいな。

 だけどやっぱり、最後は復活エンド。
 ご都合主義。だがそれが良い。
 

 書きそびれてしまいましたが、ヒデオが「僕」から「俺」に戻る描写がかなり上手かったです。
「俺は、帰ってきたぞっ――!」とか鳥肌モンでした。


 うん、読んでよかった。
 ちょっとおかしい所は「細けぇこたぁいいんだよ!」の精神で流すのが一番ですね。
 ストーリーの展開を重視してる話の作りですからね。 

 そんなわけで、最終巻まで読み終えた自分でした。
 ……レイセンを買うのはいつになるんだろーか。




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