Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


横顔を追って


夕べ降った雨上がりの朝
キラキラと陽の光が輝く
思わず水たまり中に足を入れたくなる
もうそんないたずらはしないけど


あなたからもらった透明なブレスレット
陽にかざせば虹色に染まる
もう外さなきゃいけないのに
そこに映る景色が好きで
そこに映ったあなたが好きで


二人でよく行った海岸線で
夜空を見上げて星を数えた
あれは何という星
名前なんかいらなかった
ただあなたがいればよかった


さようならの五文字からは
何も生まれてこない
ただ私が泣いただけで
ただあなたが見ていただけで
そう 何の言葉もなく


電車の窓から流れる風景を
いつも一緒に見ていた景色
もうそれもかなわないこと
窓の向こうにあなたはいない
私の横にもあなたはいない


少しづず忘れていきたい
あなたの微笑みも背中の広さも
繋いだ指の感触も
でも追いかけていくだろう
横顔しか見えないあなたのことを

















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