読書記録 「宝島」ステイーブンスン
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/09/08 00:24:38
とってもお勧めな本です
海辺の宿屋の息子(少年だけど年齢は不明)が
泊まっていた海賊から譲り受けた(実はその海賊が病気で死んでしまったので、宿代の代わりにもらっちゃった)偉い海賊フリント船長の宝を隠した島の地図を持って、
お医者さんと村の偉い人郷士さんと宝探しの航海に行くお話しです。
郷士さんはおしゃべりで、秘密を黙っていることができなかったので、どうやら雇った船員の半分は海賊らしい。
中でも一番すごいのが片足のシルバー。
私はこのシルバーがとってもお気に入り、
いい性格してる。
最初は完璧にいい人を演じて、みんなに信用されてしまう。
ところがこいつ、海賊の船長だった。
悪巧みを聞いてしまった少年の知らせでお医者さんや郷士さんややとわれた船長は、島に上陸してから反乱が起こりそうだとわかる。
さて、20人の乗組員のうち一体誰が敵で、味方は何人いるのでしょう?
んで、追いつ追われつの銃撃戦とかで、なかなかスリル満点です。
主人公は子供なんだけど、ちゃんと主人公らしい活躍をして、彼のおかげで皆助かるし。
冒険小説のお手本のようなすごい作品です。
もうちょっと長くてもいいな。
もっと読んでいたかったな。
そんな小説です。
これ、ディズニーがSFの長編映画にしましたけど、それもなかなかいい世界観でした。
物語がしっかりしていると、時代にもアレンジにも負けないのだな~と思えます。
なるほど~♪ ありがとうございます^^