読書感想「クリスマス・ラテのお別れ」
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/09/21 02:40:36
クレオ・コイル著
武田ランダムハウスジャパン RHブックスプラス
コクと深みの名推理8
コージーミステリー グルメ派 レシピつき
コージーミステリーというのは最近できたミステリーのジャンルで
コージーというのは居心地がいい・・・というような意味みたい
深刻な裏切りとかげろげろなスプラッタとかがない女性に読みやすいジャンルとして開発されたようです
私はわりとこのレシピつきコージーミステリーをよく読んでいます
もっとできがいいクッキーの店とかお茶の店とかのシリーズがあるんですが
今手元にあるのがこれだけなのでとりあえずジャンルの紹介として
書いておきます
場所はニューヨーク グリニッチビレッジのコーヒー専門店
主人公女性40代シングルマザー
主人公の友人のサンタクロースが招待したクリスマスパーテイに遅れている、
クリスマスなのにサンタがいないと盛り上がらない・・・心配もあって雪の中を探しに行くと殺されたばかりのサンタクロースを発見してしまう・・・・
という出だしでちょっと登場人物が多くて
人物紹介を見ないとだれだったかなっていうのがちょっとあるけど
まあまあ読みやすいかな
このジャンルは日本人の作家もいて
グルメ派じゃないけど、私は若竹七海さんが大のお気に入り
コージーミステリーはアメリカンが多いみたいです
クレオ・コイルはニューヨークですが
たいていはアメリカの地方の町の
女性が経営してる小さい店の話とかで
お茶のシリーズはチャールストンでした
観光案内みたいなところもあって楽しいです
コージーじゃないミステリーでも
最近私はアメリカンをよく読んでいます
小説に出てくる場所をストリートビューで見たりして
色々楽しめます