Nicotto Town


(`д´)元祖関ジャニ∞(`ヽ´)


【台風のような毎日】



まな「きゃーーー遅刻ちこくぅ!


寝坊しちゃったあたしは朝から騒いでいた。


?
「朝からうっせーなぁ!ねぼスケが!



これはあたしのお兄ちゃん。



山中ゆうが
高校3年生



まな「ごめんごめん。って・・・お兄ちゃんも遅刻するよ?

ゆうが「やべッッ!820分じゃん!いってきまーす!!

まな「ぁ!まってぇー あたしも行くってぇ!


そんなことを言いながらあたし達は家をでた。


お兄ちゃんと途中の曲がり角で別れ,小走りで学校に行くと
門が閉まってて朝のHRが終わったあとだった。



大きくため息をついて

まな「しょーがない。今日は学校に電話して休もう。」
と,言ってくるっっっと向きを変え,家へと歩きはじめた。




30
分くらいすると家についた。

まな「ただいまー」

なんて誰もいない家に向かって叫んだ。


学校に電話をかけるべく受話器を片手にダイアルを押した。







プルルルル プルルルル








先生「はい。つばき中学校です。」

まな「ぁ。33組の山中まなですが今日は熱のためお休みします。」

先生「わかりました。お大事にね。」

まな「はぃ。ゴホッッゴホッ 失礼します。」






ガチャ・・・







わざと熱があるように咳をした。

先生をだますなんて簡単だし。


あたしは,いつも遅刻するとこうやって休んでる。


「受験生なのにどうすんだ?
なんてお兄ちゃんによくいわれる。


「でも,あたしはだいじょーぶ!
ってそっけなく返すだけ。








 
まな「ぁ!りんにメールしとこぉ」

りんとは,あたしの親友で,名前は美音りんと言う。


テレビをつけてソファーに座り携帯を手にした。





ピッッピピッッピ・・・・・・・・・・・・・・・・






まな「ょし!完了!

明日は,遅刻しないようにしょーっと・・・。

まな「りんは,よく毎日学校行くなー。
   ま,無理もないヵ。
だって好きな子いるんだもんなぁ。」

あたし山中まなは産まれて1度も恋愛というものをしたことがありません!

だから,りんがうらやましかったりする。


恋愛をすると胸が痛くなるなんて本当?ってこの歳で思ってるのはきっと世界中探してもあたしだけだと自分でも思う。



お兄ちゃんは,付き合ったりしてるみたいだけど
あたしは,告白されても断ってばかり。


りんにいつも

「まなはさー,ぃぃ男に告白されてもOKしないからダメだよ」
ってよく言われる・・・。


いい男があたしなんかのブサイクに近づくはずない。


絶対,王様ゲームとかの罰ゲームでしかないんだ。


そう思っていた。


まな「はぁ・・・・暇。」


面白くないテレビを眺めてソファーに寝転んだ。

仰向けになって目を閉じたとたん












ぴぴぴぴぴぴ・・ぴぴぴぴぴぴ・・













携帯がなった。

ビクッッっとして驚いたけど
すぐにりんだと思って携帯を開いてみた。

やはり,りんからだった。

今は技術の授業だからメールができるらしい。

メールの内容をみるとこう書いてあった。



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まなーーーー!!!!!!!また休ンぢゃぅのヵぁ・・・↓↓りん1人だお(д;)
 !そういえば・・・りん明日告ることにしたべww
だから絶対明日は学校来てよね!
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まな「りん成長したなぁ・・・告白だなんて・・!ょし!応援だぁ♪」




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