決戦場は出張先！もう誰もやつらを止められない！2
- カテゴリ：日記
- 2023/01/15 22:35:25
「な、何だ！このどす黒い殺気は！Σ(´◉ᾥ◉｀)ﾊｯ!ま、まさか・・・」
錆びたロボットのようにギ、ギ、ギ・・・という音でも聞こえそうな
カクカクした動きで恐る恐る首を後ろに向けるとそこには口角を上げ、
ニタァと笑ったぽん美の姿が・・・
いや、顔は笑っているが目が笑っていない。
しかも何だ！あの邪神と見まがうような負のオーラは！
ま、まさかあれは先斗琉拳を極めし者だけが纏うことができると言われている
椪黒闘気では！
ま、まずい！は、早く逃げ出さないと・・・
ぽん太は慌てて踵を返してその場から脱兎の如く逃げ出そうとしたが
「ここで会ったが100年目！逃がしはせん！椪流天破！！」
ぽん美の椪流天破をまともに喰らい、ぽん太は位置を見失ってしまった。
「く・・・こ、こうなったら無想椪生で・・・」
と思ったが今まで己の欲望の赴くままに生きてきて哀しみを知らないぽん太に
そんな高等な技を使えるわけもなく
（っと、そこのあなた。その場で高速回転すれば破れますよというツッコみは
やめてください・・・）
身動きできないぽん太をよそにじわりじわりと近寄ってくるぽん美。
蛇に睨まれた蛙のようにガクガクブルブル震えるぽん太。
ああ～なるほど・・・分かったぞ。膝が震えて縦に揺れるから『ガクガク』、
身体全体が揺れて左右に揺れるから『ブルブル』。
それを自分の目を通じて上下左右に視界が揺れるから2つ合わせて
『ガクガクブルブル』って言うんだなあ・・・
などといった悠長なことを考えている間もなく・・・
「逃げても無駄だ！椪黒闘気に満たされたこの椪黒空間ではぽん美の力は
4倍になるのだ！」
「椪着！」そう言って変身ポーズのような動きをした後、ぽん美は赤く光り輝く
鎧のようなものを一瞬のうちに身に纏った。
「ま、まさか！それはわずか1ミリ秒で纏うことができるとされている
伝説の強化装甲、舎利椪！！」
「バ、バカな～！それはぽん家の地下ダンジョン最深部の禁断の間に
封印されてたはず！」
「そう、貴様を連れ戻すためにぽん美はダンジョンに潜って舎利椪を手に入れた！
そして先斗琉拳をも身に付けたのだ！」
そう言って無い胸を張ってドヤるぽん美。ここにきてぽん太はようやく
ぽん美の地雷を踏み抜いたことに気づき、両手両膝を地に付け、深く項垂れた。
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「な、何とかしてここから逃げ出さないと・・・そ、そうだ！この場で
高速回転すれば遠心力で位置を確保できるかもしれん」
「よ、ようし・・・」ぽん太は何とか身を乗り出し、高速回転しようとした
その時、
グキッ！
Σ(￣□￣lll))ハゥッ！
ものぐさで出勤を原付で済ませていて運動不足だったのと日頃の不摂生が祟った
ぽん太に魔女の一撃が突き刺さった！
「く・・・こ、こんな時に・・・」
「老いたな・・・ぽん太よ・・・」
「貴様の逃亡もこれまでだ！貴様の逃亡の果てに迷惑を被った4人の怒りを
受けるがいい！」
「か、神よ！今一度この身に力を・・・」
こういう時はどこからともなく「力が欲しければくれてやる！」などという声が
響いてくるものであるが、日頃から神を敬うことなどしない、それ以前に
ナノマシンを埋め込まれてもいないぽん太に当然そんな声が響くこともなく、
ぽん美は縮地でも使ったかの如く一瞬の間にぽん太との間合いを詰め、
「これはぽん子Ⅱの分！椪翼天翔！」
ボムギ！
ぽん美の手痛い掌底打を喰らったぽん太の身体は天高く宙を舞った。
ぽん太が落下するより早くぽん美は手を外し、手首から砲身のようなものを
引き出した。
ちょっとまてぃ！そんなの聞いてない！
「これはぽみ平の分！スーパーポポン波！」
パパウパウパウ！
ぽん美の手首から放たれた4本の光の矢は思わず見惚れてしまうような綺麗な
放物線を描き
ザクッ！
ドムッ！
グフッ！
ギャンッ！
4本全て綺麗にぽん太に命中した。
心なしか1本目だけ色が赤く、速度も3倍早かったような気がするのは
気のせいだろうか。
そういえば1本目だけ"パウ"じゃなくて"パ"だったし。
と、そんなことを考えている間に
「これは貴様のせいで戦わざるを得なくなったあの2人の分！」
墜落する最中、薄れゆく意識の中でぽん美の声に耳を傾けたぽん太の目に
映ったのは握りこぶしを椪柑色に輝かせて落下地点まで疾走しているぽん美の姿。
それを見たぽん太は大きく目を見開くもすぐに青ざめ、
「ま、まさか・・・や、やめて。そんなの喰らったら死んじまう。なっ！なっ！」
そんなぽん太の命乞いも空しく
「流し込む！柑橘の波紋！
椪柑色波紋疾走（ポンライトイエローオーバードライヴ）！！」
「オーラオラオラオラオラオラ～！！」
グッパオン！
体勢変更が出来ない空中でもろにぽん美の攻撃を受けたぽん太の身体は
空中1回転した後、背中から地面に叩きつけられた。
「最後にこれは貴様に振り回されたぽん美の・・・」
そう言ってにじり寄るぽん美。
「ぽん美の・・・」
「は、はわわ～！」
後ずさるぽん太。
「このぽん美の怒りだあ～！椪山両斬波～！！」
ドモン！
盛大な空手チョップを脳天に喰らったぽん太は首から下が地面にめり込み、
そこで意識を失った・・・
その後ぽん太はぽん美に身ぐるみ剥がされ、コーデも全て取り上げられ、
首根っこ掴まれてぽん家までドナドナされたそうな。
ぽん家に戻るとそこにはいつの間にか家出から戻ってきたぽん子Ⅱがおり、
ややあってポンシロウも何事もなかったかのように戻ってきてようやくぽん家に
元の平和（？）が戻ったとさ。
後日・・・
ビシィッ！ビシィッ！
ぽん美「店訪問が滞ってるぞ！はよ行ってこい！」
ぽん太「で、でも、も、もうお腹いっぱいで食べられません・・・」
ビシィッ！ビシィッ！
ぽん美「料理が売り切れてるぞ！早く次の料理を出せ！」
ぽん太「は、はい・・・ただいま・・・」
ビシィッ！ビシィッ！
ぽん美「ペンギン便が届いた！早く次の食材を発注しろ！」
ぽん太「は、はいぃ～・・・」
うん。今日もぽん家は平和のようだ。
めでたしめでたし（？）
後日、目撃者に聞いた話によるとぽん太をドナドナしていたぽん美は
それはもう花が咲いたような満面の笑みを浮かべて拳を天高く突き上げ
「我が椪生に一片の悔いなし！」と声高らかに叫んでいたそうな。
おしまい
あとがき
リアルで忙しいのは本当で仕事の多さに発狂して逃亡したと言う設定で
たまに名前とコーデを変えてぽん美を始めとしたぽん家の面々や
クラーク・ポントやジェームズ・ポンドといった助っ人外国人が代わりに
島番をしているという設定で遊んでいました。
１人で勝手に遊んでるつもりでしたが以外にもギャラリーが多かったことに
嬉しくもあり、驚きを禁じ得ません。
いつものように最後にぽん太に戻すつもりでしたがブログの更新を待っています
といったコメを見て何か書かにゃいかんな～と思っていざ書いてみたら
色々しょーもないことが次から次へと湧いてきて悪ノリしながら書いていたら
意外と壮大なストーリーになってしまいました(￣▽￣;)
この日記を最後まで読んでくださった方、こんなおぢさんのしょーもない妄想に
最後まで付き合っていただき、有難く厚くお礼申し上げます。
それではいつかまた会いましょう(^^♪
ｻﾖﾅﾗ (ぽ￣□￣*)ｻﾖﾅﾗ(ぽ￣□:;.:... ｻﾖﾅﾗ(ぽ￣:;....::;.:. :::;..
今朝の夢ですが。
高速のインターとか、道の駅的なショップに、
ポン家の各キャラのグッズが色々売ってて、
わあ、すごい人気でたんだ、
どれか買おうかな…
てとこで目が覚めました。
最強寒波の影響もありとても寒い
1月だったと思います。
2月は少し春の訪れが感じられる
日々であってほしいものです。
2月も宜しくお願いします。
ぽん美さん強いですね～＾＾ ぽん太さんの方がお兄さんですよね。ちょっとリアルかしら＾＾ 実際に強い妹さんがいたりして＾＾
楽しく拝見させていただきました。
今は裸にエプロンかｗｗｗ
またいつか壮大な物語が・・・あるのかしら？( *´艸｀)
ぼん太さん、ぼん美ちゃんは女性ですよ。
凄い事になってましたね～ゞ(≧ｍ≦●)
ポン家で一番強いのは…やはりポン美ちゃんかな～＾＾
今のままだと風邪引きそうだから…ポン美ちゃんに服をお願いしてね～･･･(･∀･i)ﾀﾗｰ･･･
返してくれるかな～(´ｰ`A;) ｱｾｱｾ 無理かな～笑
でも肩を揺すってはダメ…電車の中だから…ぷくく
運転手さんの背中に向かってニヤついた顔を隠してました。
あとがきでようやく設定を理解しました。
忙しいのに余計忙しくなったんじゃ？
でもやっぱり次を楽しみにしてます。
気長に訪問します。
ぽん家の先行きが不安(・・?ですが
解決したということでしょうかね？
また、ぽん家に進展がありましたら
日記にてお知らせください。
楽しみにしております。
てかポンシロウと椪出輪具は闘ってるようで闘ってないし
ぽん太は逃げようとして腰やられてるしｗｗｗ
最後平和？なぽん家で安心(*‘ω‘ *)
第２部がいつか始まる予感…(ΦωΦ)
ただ北斗の拳？が詳しくないのでぽん美さんの凄さしかわかりませんでした
ごめんなさい(;´Д｀)
その後のぽん家の様子を楽しみにしています