Nicotto Town



第二次ぽん家大戦

前回の決戦で終わりにするつもりで持てるネタの全てを注ぎ込んで
書いたわけですが、以外にも続編を望む声が多かったのでご要望に
お応えすべく何とかネタを捻り出して書きました。
かなりマニアックなネタもありますので理解できない部分も
多々あるかと思います。
ネタの都合上、一部不適切と思われかねない表現もありますので、
もし不快な気持ちになってしまったら申し訳ございません。
何卒ご容赦いただけると幸いです。
また、執筆の途中で予告編から一部訂正した部分もあります。
(プロローグは丸ごと書き換えです(-_-;))
自分で書いといてなんですがツッコまざるを得ないところは
筆者のつぶやきという形でツッコミを入れています。
もうネタがないのでこれで終わりにさせてください・・・
__| ̄|○スイマセン _| ̄|○))ユルシテクダサイ _|\○_ コノトオリデス。


かつて漢たちは戦い・・・
この世に一時の平安を残し、天に地に散っていった。
だが、その漢たちの戦いの歴史も砂の中に埋もれ・・・

ビシィッ!ビシィッ!
ぽん美「店訪問が滞ってるぞ!はよ行ってこい!」
ぽん太「で、でも、も、もうお腹いっぱいで食べられません・・・」

ビシィッ!ビシィッ!
ぽん美「料理が売り切れてるぞ!早く次の料理を出せ!」
ぽん太「は、はい・・・ただいま・・・」

ビシィッ!ビシィッ!
ぽん美「ペンギン便が届いた!早く次の食材を発注しろ!」
ぽん太「は、はいぃ~・・・」

うん。やっぱりぽん家は相変わらず平和のようだ。
先の大戦で見事ぽん太をフルボッコしたぽん美は
晴れてぽん王としてぽん家の支配を盤石なものとしていた。

くそ~・・・ぽん美の奴いつもいつもσ( ̄∇ ̄;)のことを
無能扱いしやがって!
いっそのこと追放してくれればそこから無双チーレムが始まって
σ( ̄∇ ̄;)がいなくなったことでぽん家が崩壊して追放ざまぁが
完成するのに・・・
筆者のつぶやき:ぽん太は無双チーレムできるようなチートスキルを
持ち合わせていないどころか陰キャのコミュ障なので
追放されたら野垂れタヒぬだけです
もちろんぽん家が崩壊することもありません

こうなったら家出でもするか・・・
筆者のつぶやき:思い付きで家出したところでのび〇君のように
ろくでもない目に会うのが関の山です
ちなみにの〇太君は家出して無人島に降り立ったまではいいが
タケコ〇ターを無くして帰れなくなった結果、
無人島で10年間サバイバル生活をしたことがあります

いつ家出するかな~
ぽん太は顎に指を当て、暫し沈思黙考し、いいことを思いついたと
いわんばかりに手を叩いた。
「そうだ!前回はワールドカップに夢中になってる隙に
逃げられたからWBCの時に逃げよう!」
逃亡する日を決めたぽん太はウキウキしながら
ぽん美にバレないように粛々と家出の準備を進めた。

そしてWBC中継の夜になった。
リビングをこっそり覗いたらそこには牛のように寝転がり、
右手にポテチ、左手にコーラを持って食っちゃ寝しながら
WBCに夢中になっているぽん美の姿が。

ようし・・・よし、よし・・・今がチャンスだ・・・
ぽん太は予め用意していた荷物を素早くまとめ、
逃亡の準備を済ませた。
そろ~り、そろ~り、そろそろそろ~り・・・
そして息をひそめ、音をたてないように抜き足差し足忍び足で
ゆっくりと玄関へ。
だが、息を止めすぎたためか、一瞬気を失ったかのような感覚に
陥ってしまった。
おっと。危ない危ない。こんな所で気を失ったらシャレにならん。
玄関まであともう少しだ。何とか逃げ切れそうだな。
と思ったその時、

「ちょっと待ったあァーーッ!!」

「ちょっと待ったコールだ!?」
σ( ̄∇ ̄;)は思わず相の手を入れてしまった。

錆びたロボットのようにギ、ギ、ギという音でも聞こえそうな
ぎこちない動きで後ろを振り返るとそこには般若のような形相を
浮かべたぽん美の姿が。
この状況では最早何を言っても無駄だと思うが念のため
恐る恐る聞いてみる。

「え、え~っと・・・ぽ、ぽん美さん・・・
σ( ̄∇ ̄;)にな、何の用で・・・しょうか・・・?」

「今日、あまり喋れなかったけど・・・、
第一印象から決めてましたッ!ぽん美と付き合っ・・・
て違う違う!なんだ、急に脳を乗っ取られて訳分からない事を
言うところだったわ・・・」
筆者のつぶやき:↑σ( ̄∇ ̄;)はリアルで見てた世代だけど
これの元ネタ分かる人いるかな?

ゴホン!
ぽん美は軽く咳払いした後、口角を上げ、ニタァッと笑いながら
「こんな時間にどこへ行く気だ?ぽん太。」

「え、え~っと・・・外に煙草を吸いに行こうと・・・」
背中に冷や汗を感じながらそう弁明するぽん太だが
口調がしどろもどろな上に目が泳いでいて怪しさ満載である。

「ほう?煙草を吸いに行くのにそんな大きな荷物を抱えて行く
必要があるのか?」
ビシッ!と指をさし、ぽん美は言い切った。

そう。ぽん太は奪われたコーデを詰め込んだ風呂敷を背負い、
キャリーケースまで携行していたのだからバレバレである。

「 ( -”-)ぐぬぬ・・・バ、バレてしまっては仕方がない!
そうだ!逃亡するつもりだったんだよ!
だがぽん美はWBCに夢中になってたはず!
夢中になってるのを確認した上で逃亡しようとしたのに
何故分かった!ぽん美は超能力者か!」
ぽん太は半ば逆ギレ気味に捲し立てたが

「この前
『そうだ!前回はワールドカップに夢中になってる隙に
逃げられたからWBCの時に逃げよう!』
と声高らかに叫んでいたではないか。」

ここでぽん太はやらかしてしまったことに気づき、力なく項垂れた。

「さあ、どうする?」
ぽん美はにじり寄ってきた。

「こ、こうなったら・・・」

ぽん美はややかがみ、両手を後ろで組んでやや上目遣いで
ぽん太をズイッと睨み上げ、
「ほう?ぽん太はぽん美がぽん王だと分かって言っているのか?
ぽん美は最早ぽん家を支配する存在。
云わば神といってもいい存在なのだぞ?」

「ならば神とも戦うまで!!」

「よくぞ言い切った!あの時は気絶するまでにとどめておいたが
今度はぽん太の心が折れるまで完膚なきにまで叩きのめしてくれるわ!
だが、ここでは被害が大きいから場所を変えよう。」

「よかろう。」

「「とぅッ!」」
ぽん太とぽん美は両手を大きく振り上げてジャンプした。
着地したら周りは砂利の山が散在したおなじみの石切り場のような
場所に変わっていた。

「σ( ̄∇ ̄;)を今までのσ( ̄∇ ̄;)と同じだと思うなよ!
ハアァーーッ!!」

つづく

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2023/03/12 23:53
やっと読めました~^^;
相変わらずぽん美ちゃんは強いですね~(≧∇≦*)
ぽん太さん自分でばらしてたんですね(^^;
筆者のつぶやきの元ネタはわかんないです^^;
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2023/03/11 18:14
戦闘シーンはやっぱアレですか。
『仮面ノ〇ダー』的なアレですか(`・ω・´)
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2023/03/10 20:27
ぽん美さん 相変わらず強いですね~。 ぽん太さんお兄さんの威厳を見せてくださいな。ってとてもそれどころでは無さそうです。WBCの試合、昨日は大谷選手の活躍でしたが今日はダルビッシュが先発ですよ。ぽん美さんはダルビッシュファンではありませんかね。
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2023/03/10 18:20
アハハ!
いつも楽しませてくれてありがとう^^
やっぱりぽん美さんが手強いわね~。
さ~これからどうなるのか…!?
今日もWBCあるからね~^ ^;
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2023/03/10 17:03
WBC時に逃亡も失敗に終わり、ぼん美さんもぼん太さんが
必要と思った感じがします。



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2023/03/10 00:08
バトル開始か?!と思ったら告白ターーーイム!
…と思ったらやっぱりバトルΣ(゚Д゚)
大量の爆薬に耐えうるスペースを確保し、
そしてこれまた続くーーー(; ・`д・´)ーーー!

のんびりまちます(˘ω˘)
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2023/03/09 21:41
第二次ぽん家大戦がとうとう始まったんだね
WBCをチェックしていて見落とすところでした(^-^;
では つづきを頑張ってくださいね♬
※ねるとん?



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