最後の最後にね。

祈りの幕が下りる時

今日読み終わった。
毎日少しずつ読んでたからなー…


加賀さんｼﾘｰｽﾞがこれで終わりってガチ？？

新参者から日本橋署勤務になって、加賀さんが日本橋に固執してた理由明らかになって
その原因も解決したから一課に戻っただけの話じゃないん？？？


個人的に今回の話というかトリック、すごく好き。

ただ後半が展開予想できるっつか、明らかに読者に分かる書きかたしてるわりに
引っ張って解決せずに長引いてるのがちょっと残念？

ネタ自体は嫌いじゃないよ。面白いし。
読みながらすげぇなぁこんなのよく思いつくよなぁとか
プロットどこから書き始めるんだろうなーとか考えてたけど。

探偵モノにありがちだけど、序盤まったく違う方向で推理していって
あるヒントが出た瞬間に
「あれもしかした間逆なんじゃないか」
っていう「まったく違う方向」に対しての推理をどこで切るのかとか、不自然じゃない考え方とか考えるのが面倒臭い

詰まり事象Aに対して正解A’の考え方とBの考え方があったとして
Aに対してBの考え方で進めていってどこかで矛盾が起こって調べなおしてA'に行き着くなら分かるけど
私の考え方だと
Bの考え方で進めていって矛盾が起こってもその矛盾をとっぱらえるようなB’の考え方にしか行き着かないっていう

つまり私推理モノは書けない。