と心底心配そうに
- カテゴリ:日記
- 2013/10/14 15:04:06
蛭涫iは無表情のまま冷たい瞳で睨みつける。
「???バカじゃないの?」
そう吐き捨てるように言うと、武蔵は背を向けて歩き出す。
「待ちなさいッ!」
「大和ぉッ!」
暴れる大和を落ち着かせた時には、武蔵の背中はどこにもなかった。
残った二人のうち翔輝は疲れたようにため息し、大和は妹の失礼極まりない態度に激怒していた。
「な、何なのあの子はッ!? 少尉にあんな失礼な態度をしてッ!」
「いや、別に僕は構わないけど」
「そんなのダメですッ! それにあの態度ッ! ものすごくムカつくぅッ!」
大和はそう怒鳴ると、地団駄を踏んで武蔵の消えた方向を睨みつけた。
そんな大和を見詰め、翔輝は小さくため息を吐いた。
これが、大和と武蔵の初めての出会いであった。《武蔵(むさし)》
大和型戦艦二番艦――戦艦『武蔵』
出身 三菱重工業長崎造船所(長崎県)
身長 145cm
髪型 セミロング
実年齢(1942年8月現在)0歳
外見年齢 11、12歳
誕生日 8月5日<a href="http://www.cnqxw161.com" title="http://www.cnqxw161.com">http://www.cnqxw161.com</a>
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好きなもの 翔輝?論戦で相手を従属させる事?目に見える成果?毎日の積み重ね?平和
嫌いなもの 机上の空論?古く使えない伝統?意味のない神話?前時代主義者?一度限りの博打?戦争
家族構成 姉?大和
大和の妹にして大和型戦艦二番艦である戦艦『武蔵』の艦魂。次期連合艦隊旗艦。冷静沈着で常に無口無表情で単独行動が多く、あまり人と接触しない。例外としては自分に優しく接してくれる翔輝にだけ心を開いている。大和にも多少開いているが、翔輝ほどではない。そんな翔輝の事が好きで、彼の為なら何でもする。常に大和達よりも先に翔輝に対して先手を打っている。すさまじい理論武装をしていてほとんど論戦だけで相手を撃沈できるが、武力行使を用いる事もある。しかもその腕前は翔鶴や榛名、金剛とも互角に渡り合えるほどという恐ろしさ。さらには瑠璃にも負けない諜報機関を持っていて情報収集能力は連合艦隊一。情報の重要性を誰よりも理解している。多々ある過激な発言の為によく皆と対立し、大和達大勢に対し武蔵一人という事態はよく起きるが、孤軍奮闘で互角以上の勝負ができる。戦争に対しては消極的で、あまり乗り気ではない。しかし日本を守る事に誇りを持ち、その為に毎日仕事をこなしている。表情が乏しく、喜怒哀楽の多い姉である大和をうらやましく思っている。常に軍服の中には銃と短剣が仕込んである。名実共に全キャラクター最強のキャラである。
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第六章 第二節 武蔵の小さな笑顔
その夜、予定通り武蔵の歓迎会は開かれた。
場所はいつものとおり『大和』の第三会議室。部屋の中央の長テーブルには白いシーツが敷かれ、その上には多くの料理や酒が並んでいた。もちろん全て大和が出したものだ。
そして、部屋の中には大勢の艦魂が集まっていた。皆期待の新生である武蔵の誕生を祝福しに来た???のだが、
「えっと???」
困ったような笑みを浮かべる長門が見詰める先には、いきなり初日で絶交関係に陥った世界最強の戦艦姉妹がいた。
完全に敵視して睨みつける姉?大和に対するのは、そんな恐ろしい視線を受けているのに眉ひとつ動かさずに無視して無表情を貫く妹?武蔵。
せっかくの祝いの席なのにそんな主賓と主賓の姉による気まずい雰囲気に、誰も口を開けずに助けを求めるような視線で頼れる元連合艦隊旗艦である長門を見詰める。が、そんな長門も何がなんだかわからず困る。
「い、一体何がどうなってるのかしら????」
「わ、わかんないよぉ」
陸奥もこの意味不明な状況におろおろとする。そんな彼女の隣でも伊勢が「ほんま、どうしたんやろ大和はんと武蔵はんは」と心底心配そうに