Nicotto Town



子どものケータイ利用に賛成?反対?

いんだからさ」
「まったく???」
 翔鶴は呆れたようにため息すると、クイッとラムネを飲む。そんな彼女の隣で豪快に笑うのは貝塚だ。
 ここは『瑞鶴』の第二会議室。普段はあまり使われないこの部屋で、今日は貝塚の独断で艦魂達の宴会が開かれていた。貝塚や翔鶴、瑞鶴はもちろん、瑞鳳と隼鷹、飛鷹、さらに護衛の駆逐艦や巡洋艦までも巻き込んだ大掛かりなものだ。しかも貝塚の許可を得て来た刹那と瑞鳳に連れて来られた剣もいる。二人はつい一週間ほど前にラバウルから戻って来たばかりだった。
「剣。そのお菓子取って」
「それくらい自分で取ってよ」
「何よ。別に取ってくれるくらいいじゃない」
 相変わらずな瑞鳳と剣。今でこそこうしていつも通りの会話があるが、彼がラバウルから帰って来た時の瑞鳳の喜びようといったら。涙を流して彼に抱き付いたほどだ。
 そんな微笑ましい再会を経た後は、こうしていつものような関係に戻っていた。
 剣は「わかったよ」と渋々彼女の求める和菓子を取って渡す。瑞鳳は「ん」と受け取ると、お礼も何もなく和菓子を頬張る。そんな彼女に剣も呆れる。
「お前なぁ、礼くらい言えよな」
「感謝されたいの?」
「いや、別にそういう訳じゃないけど」
「ならいいじゃない」
「いや良くないってば。マナーとしてだな――」<a href="http://www.yidoyn.com/" title="http://www.yidoyn.com/">http://www.yidoyn.com/</a>
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「うるさいわね。これあげるから静かにして」
 そう言って彼女が差し出したのは――メロンパン。
 剣はツッコミ所が多過ぎてどうツッコミを入れればいいか困る。そんな彼を無視し、瑞鳳はメロンパンをとてもおいしそうに食べる。
 ツッコミ所満載だったが、彼女の幸せそうな顔を見てとりあえず黙ってメロンパンをかじる。確かに甘くておいしい。
「おいしいでしょ?」
「うん。おいしい」
「でしょぉ? 感謝してよね」
 あまりない胸を逸らして自慢げに言う瑞鳳に苦笑いし、剣は黙ってメロンパンを食べる。
 瑞鳳は何の返事もない剣に不満そうだが、メロンパンを食べると幸せそうな笑みを浮かべる。
 そんな二人から少し離れた所に布陣しているのは翔鶴達だ。
「翔鶴お姉ちゃん」
 隼鷹は相変わらず翔鶴に懐いていて離れない。そんな彼女に懐かれている翔鶴は気にした様子もなくラムネを飲む。隣では瑞鶴も同じく飛鷹と一緒に和菓子を摘みながらラムネを飲んでいる。
「お前らは酒は飲まないのか?」
 貝塚はコップを傾けながら瑞鶴に問うと、瑞鶴は苦笑いする。
「いえ、私は結構です。あまりお酒は好きではないので」
「ははは、まだまだ子供だな」
「はいはい。どうせ私はまだ子供ですよぉ」
 瑞鶴はすねたように唇を尖らせると一気にラムネを飲む。そして炭酸の威力にのどが負けて咳き込む。
「アホだろお前」
 呆れる貝塚の前で、瑞鶴は恥ずかしさのあまり赤面してうつむく。
「貝塚大佐。あまり瑞鶴をからかわいないでくださいよ」
 そう言って瑞鶴をかばうように言ったのは刹那。
「別にからかってる訳じゃないぞ」
「からかってますよ」
「違うって。俺はただ本気で呆れてるだけだ」
「それはそれでダメです」
 刹那の後ろではさらなる止めを受けた瑞鶴ががっくりとうな垂れている。そんな彼女に刹那も苦笑いしかできない。と、
「まったく、貴様という奴は」
 呆れた声を上げるのは翔鶴。美しくつややかな黒い髪を掻きあげるその仕草は常の彼女にはない女らしさ。
「お前って、時々女っぽいよな」
 貝塚が何気なく言った言葉に、ピクリと翔鶴の眉が動く。
「貴様の目は節穴か。私は女だ。女の私が女の仕草をして何が悪い」
「いや、別に悪くはないけど???お前女っぽくないし」
 部屋の空気が、一瞬にして緊迫した。
 誰もが口を閉じてしまうような空間の中




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