Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part0第2章 その③


     アラキの大冒険part0第2章 その③

  アノートは、僕の言葉を聞くと
 「よかった!じゃあ明日は私の
 通っている学校に行きましょ!」
 と僕に涼やかな笑顔を見せながら
 提案した。僕は、(・・・学校?)
 と聞いて疑問に思った。
 「私の学校には大きな図書館があるわ。
 そこの方が、貴方が元に戻れる方法を
 見つけやすいと思うし!」
 アノートの的確な提案に僕は、
 「成程っ!」と納得した。
 「きまりですね!」
 とさっきから黙って話を聞いていた
 フュールが言った。こうして明日、
 アノートが通っている学校に行く事に
 決まった。「じゃあ明日やることが決まったことだし、
 今日はもう寝ましょう。」
 「はーい!」そう言ってアノート達が
 寝る支度をしている最中僕は、
 (・・・あれ、僕が寝るスペースってあるのかな・・・。)
 そのひとまつの不安を覚えつつ
 僕も寝る支度を整えた・・・。

                 その④に続く




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