Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part1序章 その④


   アラキの大冒険part1序章 その④

  「そう。で、私考えたんだけど・・・、このうちの16色って
  いうのは、恐らくイーブイとその進化系全てに加え、
  更に色違いって事だと思うの。」
 スプリネが僕たちに自分なりの意見を
 聞かせてくれた。
 「それで合計16・・・けど後の1つがどうしてもわからなくて・・・。
 ただ、 タイプとしても見れるわね。 ポケモンのタイプは
 全部で17。でもまだブイズは8タイプしか発見されていない・・・。
 もしかしたらだけど・・・。」
 とスプリネが自分なりの見解を僕らに聞かせている途中で
 話を区切り不意に天井を見上げた。
 「・・・ぼくたちのまだ発見されていない
 進化系ですかね?」
 フュールはスプリネが僕たちに言おうとしていた言葉を
 代わりに呟いた。
 「そうかもしれないけど・・・・・・、あくまで私の憶測だしね。
 何の根拠もないからそれ以上は何ともいえないわ。」
 フュールがつぶやいた言葉にスプリネはそう言って
 持っていた本を閉じた。
 「ただ少なくとも16体以上の強いブイズがいることは
 間違いなさそうだから、準備は念入りにして、しっかり
 アラキ君を守ってあげてね?」
 そう言ってスプリネは、僕にウインクした。
 「勿論よ。この子は私が守るって決めてるから。」
 スプリネの言葉にアノートは、力強く応えた。
 (・・・・・・・・・。)
 僕はアノートが他人である僕のために
 そこまでしてくれることに関心していた・・・。

                アラキの大冒険part1第1章その①に続く




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