Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part1第5章 その②


   アラキの大冒険part1第5章 その②

  「成程な・・・。ならば・・・・・・。」
 そうクロノールが言うと彼の左腕に
 悪の力をまとわせると
 「お前らを倒して目的を遂行する!!」
 そう短く言うとクロノールは僕達に
 切りかかってきた!
 クロノールの繰り出す嫌な引っ掻き音に
 悩まされながらも徐々にクロノールの
 体力を削っていった。
 「くそっ・・・!強い・・・・・・。」
 ある程度攻撃ダメージを加えた時に
 クロノールは僕達に向き直る。
 「くっ・・・・・・強いなお前ら・・・。
 ・・・・・・今回は見逃してやる。覚えてろよ・・・。」
 クロノールは僕達にそう捨て台詞を言い残すと
 クロノールは僕達の前から現れた時と同じように
 音も無く姿を消した。
 (はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・怖かった・・・・・・。)
 僕は、安堵したと同時に自分が狙われている恐怖
 に恐れおののいた。
 「どうしてあの方々はアラキさんを狙って
 たんだろう・・・。」
 フュールが不思議そうに言った・・・。

                     その③に続く




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.