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シグキーリア


アラキの大冒険part2第5章 その③


   アラキの大冒険part2第5章 その③

  (アルセウス・・・・・・!)
 僕は場の空気に圧倒されて声にならない声を上げた。
 「・・・・・・そう、我がこの世界の創造神、
 アルセウスだ。」
 そう言ってアルセウスが僕達に優しく語りかけてきた。
 「ここで我は生命として生まれた者をこの世に
 放ち、死して彷徨える魂を蘇生させている。」
 そう言ってアルセウスが僕達に優しく話し続ける。
 「そのため、部外者や邪悪心を抱く者などは
 この聖地に足を踏み入れることは許されない。
 生命一つ一つが大切な存在だからだ。」
 そう言ってアルセウスが、僕達に優しく更に話し続ける。
 大地の神ランドロスとは正反対だ。
 「しかし我とて生きている生命。時々話し相手
 等がいないと少しばかり寂しくなってな。ゆえに
 挑戦者がここまで来るのを楽しみにしている。」
 そう言ってアルセウスが不適な笑みを浮かべる。
 「だが悪意を抱くものは何をしでかすかわからぬ
 からな。この地に足を踏み入れるに値するか、
 その為に門番をビクティニに頼んだのだ。」
 そう言ってアルセウスは更に話を続ける。
 「万が一不正にこの地に入ってきた者がいたと
 してもここに住むイーブイ達はかなり強い。
 ゆえにここまで辿り着く事は非常に困難なのだ。」
 そう言ってアルセウスは、更に話を続けた・・・。

                     その④に続く




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