Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語- 第1章 その②


   friend-名も無き物語- 第1章 その②

  俺は、チラーミィの攻撃を受けながらも
 チラーミィが、俺に攻撃してくるために
 接近して来る時を狙ってチラーミィに殴りかかり、
 ついに俺はチラーミィに打ち勝った。
 「負けた-!」
 俺に勝負を挑んで来たチラーミィは、
 そう言って何処かに去っていった。
 「ふぅ・・・・・・なんとか切り抜けたな・・・。
 今みたいにいきなり勝負を挑まれることに
 なりそうだから注意しないとな・・・・・・。」
 俺はそう独り言を呟くと再び山道を下り、
 道中の敵と戦いレベルを上げ宝箱を開けながら
 道を進んでいくと、遠くの方から
???
 「誰かそのコソ泥を捕まえてぇ!!」
 と言う悲鳴と共に一匹のラッタが
 俺の目の前に飛び込んできた。
 コソ泥ラッタ
 「なんだお前は!邪魔だあああぁぁぁ!!
 退きやがれえええぇぇぇ!!」
 俺の目の前に飛び込んできたコソ泥ラッタに
 半ば強引な勝負を挑むことになった!
 俺はコソ泥ラッタの攻撃に、煩わされながらも
 徐々にダメージを与え、辛くもコソ泥ラッタに
 打ち勝つことが出来た。
 コソ泥ラッタ
 「うぐぇ!脇っ腹が痛てぇ・・・・・・。」
 そう言ってコソ泥ラッタは、その場に崩れるように
 俺の前に倒れた。
 「あ、危なかった・・・・・・何だったんだ今のは・・・。」
 俺が一匹で呆然とその場に立ち尽くしていると
???
 「あ、あの・・・大丈夫ですか?」
 そう言って対岸から一匹のニンフィアが、
 橋を渡ってきた。
???
 「ごめんなさい!あのラッタにギルドの物資を
 盗まれてしまって・・・・・・。」
 そう言って彼女は、開口一番で俺にあやまった。
???
 「でもあなたが倒してくれたおかげで
 取り返せました!ありがとうございます!」
 そして彼女はコソ泥ラッタを捕らえることに
 協力してくれたお礼を俺に言った。
 「あ、ああ・・・・・・ならよかった・・・。」
 俺は、彼女の押しの強さに気圧されてしまった。
 「ところで君は?」
 そう言って俺は、橋を渡ってきたニンフィア
 に聞いた。
???
 「あ、自己紹介が遅れましたね!
 私はミスティア。この先にある
 ウォーラルギルドの一員なの。」
 そう言ってミスティアと名乗ったニンフィアは、
 俺に慌ただしく自己紹介する。
 ミスティア
 「・・・こんなことに巻き込んじゃったし、少し
 ギルドで休んでいってください。傷の手当ても
 したいので・・・・・・。」
 そう言ってミスティアが擦り傷だらけの俺をみる。
 「わ、わかった。」
 俺は、擦り傷だらけの体を見てミスティアに
 軽い返事を返した。
 「ありがとう!入口・・・・・・というか裏口だけど
 すぐそこにあるから、私についてきて!」
 そう言ってミスティアが小川に掛かる小さな橋を渡り
 鉄のようなもので出来ている重厚そうな扉の前に
 俺を案内した。
 ミスティア
 「ここよ。じゃあ先に行ってるから、
 あとからついてきてくださいね!」
 と言いながら
 ミスティア
 「・・・あ、鍵はあけておくので心配なさらずに。」
 そう言ってミスティアが、重厚そうな造りの扉に
 入っていった。
 「・・・とりあえず入ったほうがよさそうだな・・・。」
 俺は、そう呟きミスティアが入っていった重厚そうな造りの扉に
 手をかけそして、中に入っていった・・・。



                   その③に続く 




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