Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part2第6章 その②


   アラキの大冒険part2第6章 その②

  「え・・・・・・、えっとそれは・・・。」
 アノートに自分の元居た場所をいきなり聞かれた
 僕は、一瞬言葉を失う。
 「(・・・・・・流石にもう隠せないか・・・。)」
 心の中でそう考えると、僕はアノートに
 「・・・・・・言っても・・・怒らない?」
 と問いただす。するとアノートはその言葉を聞いて
 「・・・なーんか、今の一言で大体把握できたわ。」
 そう呟いた。
 「・・・・・・え?」
 そう言って驚いている僕を横目にアノートは、話を続ける。
 「そう言うって事は、私達が嫌がるかもしれない
 って事を向こうの世界でやってしまった・・・・・・
 って事なんでしょ?」
 僕は、アノートの上記の言葉に
 「う・・・うん。」
 と答えるしか言葉が見つからなかった。
 そんな僕を横目にアノートは、さらに話を続ける。
 「察するあたり、貴方はポケモン廃人
 なんじゃない?」
 僕は、アノートの上記の考察に
 「・・・うん。」
 と力なく答えるしかなかった。
 「確かにアノートの言う通り僕は人間界で
 ポケモンの厳選をしていたよ・・・・・・。」
 僕は、ここに来る前にやっていた厳選のことを
 話し始めた・・・。      

                   その③に続く




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