Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part3第5章 その②


   アラキの大冒険part3第5章 その②

  「だが俺は・・・やはり自分の中に有り余る力を
 公の舞台で発揮したかったんだ。」
 そう言ってクロノールは自分の
 かぎ爪を研ぎ澄ませてみる。
 「折角お前が時間をかけて厳選
 してくれたおかげで長所能力を持てたんだし。」
 そう言ってクロノールは自分のかぎ爪を
 握りしめたり、開いてみたりする。
 「だから・・・・・・許してやる代わりに、これからも
 この世界で俺の実力をしっかり見守ってくれ。
 俺はもっと強くなりたい、なってみせる。」
 クロノールは僕に向かってそう宣言した。
 「うん。わかった。それで君達が喜んで
 くれるなら・・・。」
 僕はクロノールに向かって微笑みながらそう言った。
 「・・・相変わらずキレやすい俺だが・・・・・・
 ・・俺達・・・友達になれるか・・・?」
 クロノールは僕から目を逸らしながら
 顔を赤く染めて恥ずかしそうにそう言った。
 「うん。君がそれでいいなら僕も君と友達に
 なりたい。」
 僕はクロノールに向かって微笑みながらそう言った。
 「・・・そうか・・・。よろしく頼む。」
 クロノールは相変わらずそっぽを向いたまま
 僕に片手?をぶっきらぼうに差し出す。
 「クロノール・・・・・・。」
 アノートはクロノールに向かって微笑みながらそう言った。
 「うむ。クロノールが素直になれてよかった・・・。」
 シザクはクロノールを見ながらそう言って何度も頷く。
 「これで一件落着だな。」
 今度はリアスが、そう言ったその時!
 クロノール渾身の「冷凍パンチ」がリアスの急所にヒットする。
 「ぐへっ(吐血)。」
 リアスはそう言いながら反対側へと吹っ飛ぶ。
 「ふざけるな!!全然一件落着じゃねぇだろ!!
 アノートの弟が攫われたってのに!!」
 クロノールは、そう言いながら怒りのあまりに
 体をワナワナと打ち振るわせる。
 「そうだった!!早くフュールを探さないと!」
 アノートは、クロノールに言われて思い出したように
 そう言った。
 「私も早くミルクを探さないと・・・!」
 今度はクリームが、そう言った。
 「・・・・・・でもなんか凄く疲れてもう動けない・・・。」
 アノートは、そう言いながらその場に力なくへたり込む。
 「私も・・・・・・。」
 今度はクリームが、そう言いながらその場に力なくへたり込む。
 「アノートさん・・・やはりずっと密閉空間にいた
 性で体に十分酸素が回ってないんですよ・・・。」
 ネルフが、そう言いながら倒れそうになったアノートを支える。
 「クリームさんも人一倍頑張ってアノートさん達
 を助けようと頑張ってましたし・・・。」
 リーフが、そう言いながら倒れそうになったクリームを支える。
 「仕方ないですね・・・。今日は休んで、明日体調を
 万全にしてから捜索しましょう・・・。」
 リーフに支えられながらクリームは、
 そうその場の皆に提案する。
 「・・・・・・残念だけど、そうするしかないか・・・。」
 ネルフに支えられながらアノートは、
 悔しそうにそう言った。
 こうしてアノートとクリームは、その場にいた皆の助けを借り
 明暗の森に一番近いアノートの家まで運ばれました。
 クリームとリーフ、ネルフ、アイトは
 その夜はアノートの家に一拍させてもらうことにしました。
 シザクとクロノールとリアスは近くのホテルで休養を取りました。
 その後、シザクとクロノールとリアスはどこかに行ってしまい
 ました・・・。

                その③に続く




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.