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シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0序章その①


   アラキの大冒険Season2PART0序章 その①

 -アラキの大冒険Season2PART0序章 たった一つの希望-

  「確かライトさんとシャドーさんも元人間でした
 よね?どうやってこの世界に来たんですか?」
 とフュールは、ライト達2匹にそう聞くと
 ライトが困ったように、
 「うーん・・・・・・どうって言われても・・・。」
 とフュールにそう答え、シャドーが残念そうに
 「俺達の場合・・・・・・事故でここに迷い込んだ
 といった方が正しいからな・・・。どうすれば向こう
 からここに来れるかはわからないな・・・。」
 とライトの答えにそう付け足す。
 「そうですか・・・・・・。
 ネルフさん・・・何か方法はありませんか?」
 とフュールは、残念そうな顔をした後でネルフにそう聞くとネルフは、
 「ちょっと考えてさせてくれ・・・。」
 とフュールに言って少し考えた後、
 「そうだ・・・・・・!」
 と不意にそう叫んだ。フュールは、
 「何か方法があったんですか!?」
 とネルフにそう聞きかえすとネルフは、
 「アグノムなら・・・・・・!
 アグノムならそれも可能かも
 しれない・・・!」
 と思い出したようにそう言った。その言葉にアノートが、
 「アグノム・・・・・・確か「意志」を司る神と呼ばれし
 ポケモン・・・・・・。」
 と思い出したようにそう呟く。ネルフは、
 「アグノムはここの近くにある太陽の湖
 空洞にいる。そこにはいくつかの別世界に通じて
 いる異空間ロードがあるんだ。」
 とアノート達2匹にそう言うと続けて、
 「そしてそのうちの一つが・・・・・・
 シンオウ地方のリッシ湖に通じている。
 そこはポケモンと人間の共存世界だからな・・・。」
 と思い出したようにそう言った。するとその言葉にアノートが、
 「共存世界・・・・・・!ってことはもしかしたら・・・!」
 と期待に胸を膨らませる。するとそんなアノートにネルフは続けて、
 「・・・・・・いや、まだわかりませんよ。そこが彼の
 世界に通じているかもわかりませんし、その前に
 アグノムに要件の許可が通るか・・・・・・。」
 とアノートにそう忠告してからネルフは続けて、
 「・・・・・・でも、行ってみる価値はあると思います。
 どうしますか?アノートさん。」
 と言うネルフの問いにアノートは、
 「勿論行くわよ・・・!少しでも可能性があるなら!!
 私は行く・・・!」
 とアノートはそう言って奮起する。
 「お姉ちゃん・・・・・・!」
 フュールがそう言ってアノートを見る
 そんなアノートを見てネルフは微笑みながら、
 「・・・・・・それでこそ俺が尊敬するアノートさんです。
 そういうと思ってましたよ。」
 とアノートに微笑みながらそう言うとネルフは、
 「そうそう、あそこはアグノムが守っているので
 普通のポケモンは入ることが出来ません。」
 とアノートにそう言うとネルフは続けて、
 「ですが俺の関係者ならアグノム自身の許可を
 得てますので彼の元まで辿り着く事が出来ます。」
 とアノートにそう言うとネルフは更に続けて、
 「なのでアノートさん達がそこまで行けるように
 俺が同行しましょう。いいですか?」
 とネルフはアノート達2匹を見てそう訪ねるとアノートは、
 「勿論!よろしくねネルフ君!」
 とネルフに返事を返す。するとフュールが、
 よし!じゃあ早速準備して太陽の湖まで
 いきましょう!」
 とネルフとアノートの2匹にそう提案する。
 かくしてアノート達3匹は準備を手早く整えると
 太陽の湖に向けて歩を進めギルドアサヒーズを後にする。
 太陽の湖に向かって進むと禁断の森が現れた。
 禁断の森では野生のドダイトスに悩まされつつも
 何とか中間地点に到達する。
 「ここを抜ければ湖だが・・・・・・。」
 とネルフは周囲を見回してそう言った。
 「だが?」
 とアノートがネルフを見てそう訪ねるとネルフは、
 「ここを抜けるには、それ相当の実力があるか、
 そしてこの先の神聖なる地を汚さぬ良心持つか
 どうかが試されるんだ。」
 と言うとフュールが、
 「どうゆうことです?」
 とネルフを見ながらそう訪ねたその時!
 「こういう事だよ!」
 突如、誰かの声が聞こえたかと思うと湖のある方から光の球が
 凄い早さで飛んできて、その光の球の中から
 時渡りポケモンのセレビィが現れた。
 「セ、セレビィ!?」
 とアノートが驚きながらそう言うとネルフが、
 「久しぶりだなセレビィ。」
 と突然その場に現れたセレビィに
 さも親しげに挨拶をする。かというセレビィも
 ネルフを見て、
 「やぁ。相変わらずこの森は平和だよ。
 ところでその2匹はどうしたの?」
 とネルフに親しげに接した後、彼の後ろにいた
 アノート達を見ながらそう言うとネルフが、
 「この2匹はアグノムに用事があるんだ・・・。
 勿論やる事は解ってるよな?」
 とセレビィに意地悪そうな笑顔でそう伝えると
 何かを察したセレビィは、
 「なるほどね。じゃあその2匹にも自己紹介
 しておこうか。」
 と言うとセレビィは一つ咳払いをすると
 「ボクはセレビィ。この禁断の森を含め、
 この世界の自然を守っているんだ。」
 とセレビィはアノート達にうやうやしく
 自己紹介をして一礼をした・・・。

                     その②に続く




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