Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0第2章


   アラキの大冒険Season2PART0第2章 その③

  「・・・・・・ってあれ?ここは・・・・・・?」
 とアノートはワープゾーンでワープアウトした空間を
 見回して驚く。
 「ここは時空の夢泉の上空にある光の回廊さ。
 かなり上だから宇宙も近いし、実際少し重力が
 サイコパワーも相まって弱くなってるよ。」
 とアグノムは驚いているアノート達にそう言うと
 続けてフュールが、
 「ほんとだ。いつもより体が軽いや。」
 とそう言うと彼はその場で2、3度ジャンプする。
 「この回廊を進んだ先に星空空間がある。
 落ちないように気を付けながら進んでいこう。」
 こうしてアノート達3匹は光の回廊を星空空間目指して
 進んでいくと彼女達3匹の前に広場のように開けた場所へ
 と辿り着いた。
 「・・・・・・ここが・・・・・・星空空間?」
 とアノートはその広場のように開けた場所に
 立ってアグノムにそう訪ねるとアグノムは、
 「ああ。ここにジラーチがいる。」
 とアノートにそう言った。
 「でも誰もいないみたいだけど?」
 と今度はフュールが辺りをに見回すと
 アグノムにそういぶかしげに訪ねると彼は、
 「普段は姿を消している事が多いからね。」
 と言うとアグノムは星空に両手を伸ばして、
 「ジラーチ、僕だ。アグノムだ。」
 とアグノムは星空に両手を伸ばしたまま、
 「君に願いを叶えてほしいポケモンがいるんだ。
 出て来てよ。」
 とアグノムがそう言うと星空から、
 「・・・・・・やあ、どこかで聞いた声だと思ったら
 アグノムか。君が一緒って事はそれ程の意志を
 もったポケモンって事だね。」
 と言う声がその場に聞こえてくる。
 「いいよ。君達の願いを聞かせて。」
 と言う声と共にねがいごとポケモンのジラーチが
 その場に姿を現す。
 「ジラーチ・・・・・・!!」
 とアノートはそう叫んだ。
 「やぁ。僕はジラーチ。ここまで辿り着いた者の
 願いを叶えるのが僕の役目。」
 とジラーチはアノート達に挨拶すると続けて、
 「君達はアグノムに、暗黒空間を守る者に、
 そしてディアルガ、パルキア、ギラティナ、
 その全ての者達に認められた。」
 とジラーチはアノート達を見ながらそう言うと続けて、
 「そしてようやく僕の元へ訪れる権利が
 与えられた。」
 とジラーチはアノート達を見ながら
 そう言うと更に続けて、
 「でも、最後にもう一つだけ試練を与えるよ。」
 とジラーチはアノート達にそう言った。アノートは、
 「えっ!?」
 と素っ頓狂な声をあげるとジラーチは
 アノート達3匹を見た後、
 「見た所、叶えてほしい望みがあるのは君のよう
 だね。君の名前は?」
 とジラーチはアノートをビシッと指差して
 そう言った。アノートは、
 「私はアノート。確かに貴方に願いをきいて
 ほしいのは私だけど・・・。」
 とジラーチに唐突にビシッと指差された
 アノートがそう言ってジラーチの前に出ると
 ジラーチは、
 「正確には君だけじゃない他の2匹も願っている事
 なんだろうけどその意志が一番強い君に代表で
 この試練を受けてもらう。」
 とジラーチはアノートにそう言うと続けて、
 「アノートさん、最後に僕に君の力を示して。」
 とジラーチはアノートにそう言うと更に続けて、
 「君1匹で僕を倒して見せてよ。」
 とジラーチはアノートにそう言った。アノートは、
 「私・・・・・・1匹で?」
 とアノートがジラーチにそう訪ねるとアグノムが、
 「やはりそうきたか・・・・・・。」
 と呟いた。フュールが、
 「そうなるってわかってたんですか!?」
 とアグノムにそう訪ねると彼は頷いて、
 「・・・何となくな・・・。」
 とアグノムはドヤ顔でフュールにそう言った。
 「ここまで来れたのなら十分合格点だけど、
 皆に認められるほどの実力なら僕も戦って
 みたいと思ってね。」
 と言うとジラーチはアノートに、
 「・・・準備はいいかな?」
 とジラーチがそう言うとアノートは、
 「・・・・・・わかった。絶対に勝つ・・・!」
 とジラーチにそう言うとジラーチは笑顔で、
 「ふふ、いい返事だね。それじゃあ
 いざ、勝負!」
 と言うとジラーチはアノートに襲い掛かって来た!!
 かくしてアノートとジラーチとの
 バトルが始まった!!
 ジラーチとのバトルは彼の圧倒的な防御力に
 かなり手こずらされたが、徐々にジラーチへ
 ダメージを与えてゆき、遂にジラーチを打ち倒した!!
 こうしてアノートとジラーチとのバトルは
 何とかアノートが勝利する。
 「ここまでか・・・・・・。」
 と言うとジラーチはフラフラとはその場に膝を付ける。
 「うん。誰の助けを借りずとも君は僕を倒した。
 その実力と思いは嘘じゃないって事だね。」
 とジラーチがその場にフワフワ浮かぶと
 アノートを見てそう言った・・・。

                     その④に続く




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